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レースレポート

フェルスタッペンが独走ポールトゥウィン! マクラーレン勢が2−3もピット作業ミスで一悶着。角田裕毅13位|F1イタリアGP決勝

F1イタリアGPの決勝レースではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。レッドブルの角田裕毅は13位と入賞を逃した。

Max Verstappen, Red Bull Racing

Max Verstappen, Red Bull Racing

写真:: Clive Rose / Getty Images

 スピードの殿堂モンツァ・サーキットで開催されたF1第16戦イタリアGP。9月7日(日)に行なわれた決勝レースではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが勝利を収めた。チームメイトの角田裕毅は13位だった。

 週末を通してイタリアGPは天候に恵まれ、この日も青空がモンツァを包んだ。気温27度、路面温度44度というコンディションだった。

 イタリアGPはフェラーリやレーシングブルズ、そしてメルセデスの新人アンドレア・キミ・アントネッリにとっての母国戦。特に熱狂的なフェラーリファン、ティフォシが例年通りグランドスタンドを赤く染め上げた。

 大観衆が見つめる中、20台がフォーメーションラップへ。上位のドライバーはミディアムタイヤを選び、後方には少数派ながらハードタイヤやソフトタイヤを履くドライバーもいた。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはマシントラブル発生により、スタートを前にガレージへ戻りリタイアを強いられた。

 赤く灯った5つのシグナルが消えて53周のレースが幕を開けると、ポールシッターのフェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスが横並びでターン1へ。フェルスタッペンはシケインをカットする形でトップのままコースへ戻ったが、ペナルティを避けるべく翌周のターン1でポジションをノリスに譲った。

 しかしフェルスタッペンはDRSを活かして4周目のターン1でノリスを攻略すると、その後は後続を突き放し始めた。ノリスはフェルスタッペンに食い下がることができず、もう1台のマクラーレンに乗るオスカー・ピアストリはフェラーリのシャルル・ルクレールを6周目まで抜きあぐね、3番手に戻った時には先行するノリスに3秒差をつけられていた。

 レース序盤は膠着状態が続いたが、20周目を過ぎたところからミディアムスタート勢が続々とピットストップを開始。フューエルエフェクト(燃料搭載量によるラップタイムへの影響)によるペースアップがタイヤのデグラデーション(性能劣化)による影響を上回るトップ3台は第1スティントを引っ張りに引っ張り、フェルスタッペンが36周目終わりにピットインしてハードタイヤに交換した。

 逆転の一手を狙い、さらに第1スティントを引き伸ばしたマクラーレン勢。後方ではウイリアムズのカルロス・サインツJr.とハースのオリバー・ベアマンがバトルの最中に接触してスピンを喫するシーンがあり、これでセーフティカーが出動すればマクラーレンが大逆転……という可能性もあったが、そうはならず。観念して46周目にピアストリ、翌周にノリスをピットへ呼び込みソフトタイヤを投入した。

 フェルスタッペンと2番手の差は18秒まで拡大した上、マクラーレンにはさらなる誤算があった。ノリスのピットストップ作業で左フロントタイヤの交換に遅れが生じたことで、ノリスはピアストリの後ろでコースに戻ることになったのだ。

 最終スティントでは自由なバトルが許可されていたピアストリだったが、マクラーレンはチーム内での順位入れ替えを指示。ノリスは2番手、ピアストリが3番手と元の順位に戻った。

 フェルスタッペンは最後は余裕のトップ快走でトップでチェッカーを受け、日本GP、エミリア・ロマーニャGPに次いで今季3勝目を挙げた。2位はノリス、3位にピアストリとマクラーレン勢が表彰台を占めた。ただチームオーダーに従ったピアストリの表情は曇っており、チームのデブリーフィングは長引きそうだ。

 4位ルクレール以下、メルセデスのジョージ・ラッセル、フェラーリのシャルル・ルクレール、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、ザウバーのガブリエル・ボルトレト、アントネッリ、レーシングブルズのアイザック・ハジャーというトップ10。ハジャーはピットレーンスタートからポイントを掴んだ一方で、角田は13位と入賞を逃した。

 9番手からのスタートを迎えた角田。序盤は前後のライバルこそ変わったもののポジションを維持していたが、18周目のターン1でアントネッリに先行を許して10番手に下がった。その周回終わりに後方を走るベアマンがピットストップしたことに反応し、レッドブルも19周終わりに角田をピットへと呼び込みハードタイヤに交換した。

 その後角田は27周目に、ソフト→ハードというタイヤ戦略を取り先にピットインを済ませていたレーシングブルズのリアム・ローソンを一度オーバーテイクしたものの、食い下がったローソンと接触。ポジションこそ守ったが、その後のペースはあまりにも遅く、13位フィニッシュが限界と厳しいレースになった。

   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ドライバー # 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ピット ポイント リタイア原因 シャシー エンジン
1 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 53

-

    1 25   Red Bull Red Bull
2 United Kingdom ランド ノリス マクラーレン 4 53

+19.207

19.207

19.207   1 18   McLaren Mercedes
3 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81 53

+21.351

21.351

2.144   1 15   McLaren Mercedes
 

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