F1 アメリカGP

角田裕毅、”幸運”にも恵まれたF1スプリント7位から一転、予選は苦戦13番手「ローソンは僕をわざと待っているように見えた」

F1アメリカGPに挑む角田裕毅は、F1スプリントで7位と好結果を手にしたが、予選では13番手。一体何があったのか?

田中 健一 Alex Harrington

公開日時: 2025/10/19 0:22

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Clive Mason / Getty Images

 角田裕毅(レッドブル)は、F1アメリカGPのF1スプリントを18番グリッドからスタートして7位入賞、一方その後に行なわれた予選では、13番手に沈んだ。

 スプリントでの入賞は、混乱が生じる中でリスクを冒したのが好結果につながったと語る一方、予選でのリアム・ローソン(レーシングブルズ)の振る舞いについては、苦言を呈した。

 角田は金曜日に行なわれたスプリント予選のSQ1で、コースインのタイミングが遅れたこと、そしてアウトラップで渋滞に引っかかったことでアタックラップに入ることができず、18番手SQ1敗退となった。

 しかしF1スプリントでは、前方で大混乱が起きる中、他車から脱落したフロントウイングを踏みつけながらも前が開けた進路を取り、一気に6番手まで浮上。踏みつけたフロントウイングがマシンに引っかかってしまったために一時的にパフォーマンスを落とし、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンに抜かれてしまったものの、その引っかかったフロントウイングが外れた後は好ペースで走り、7番手でフィニッシュすることができた。

「今日はまあまあでした。スタートではターン1へのブレーキングがうまくいき、その後どういうわけか他のマシンがばらけていき、6番手まで順位を上げることができました」

 角田はアメリカGPの2日目終了後にそう語った。

「クラッシュが起きる前に、ターン1で前にいた何台かをオーバーテイクすることができました。それがなければ、あのポジションまで上げることができなかったと思います。良いレースだったと思います」

「ブレーキングで3〜4台抜けたのは、運が良かったおかげです。でも運が良すぎたせいで、ターン11まではフロントウイングをふたつ付けた状態で走ることになりました」

「そのせいでポジションをひとつ落としましたが、まあ仕方ありません」

 このターン1へのブレーキングは、「人生最悪の1周目」と表現した前戦シンガポールGPで学んだことが活きたという。

「シンガポールはひどいレースだったので、あそこから何かを学べたと思います」

 そう角田は言う。

「スプリントですから、予選に向けて大きなダメージを負いたくはありません。でも、リスクを負う価値はありましたし、満足しています」

「(他車のパーツを踏んだことによる)ダメージは、ほとんどありませんでした。いくつかのパーツを交換する必要がありましたが、ポイントを獲得することができたので、問題ありません」

 しかしその後に行なわれた予選は、またしてもうまくいかなかった。走行中には、ローソンに対して「わざと減速して邪魔をした」と憤慨するシーンもあった。

 これについて、角田はこう見解を語った。

「彼はターン11でとてもゆっくり走っているように見えました。コーナーの真ん中で、僕を待っているような感じだったんです。理想的な状況ではありませんでした」

 そう角田は言う。

「故意にやったかどうかはわかりません。僕は彼の頭脳を持っていませんから」

「彼とは、また話すことになると思います。どうなるか見てみましょう。これまでにも、彼とは十分に話せたと思います。モンツァの後とか……でもいつもそういうふうになるので、僕としては慎重にならざるを得ないんです。それだけのことですよ」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 レッドブル、前日と同じ失態を繰り返すも関係ナシ……フェルスタッペン圧倒的速さでPP。角田裕毅はQ2敗退13番手|F1アメリカGP予選レポート

次の記事 リアム・ローソン、アタック妨害を訴える角田裕毅に「何を不満に思っているのか全く分からない」

More from

田中 健一



【コラム】F1はこの先、どこへ向かっていくべきなのか? V8回帰なのか、それともさらなる技術革新を目指すのか……重要な選択が迫っている

F1

F1

1 日前

【コラム】F1はこの先、どこへ向かっていくべきなのか? V8回帰なのか、それともさらなる技術革新を目指すのか……重要な選択が迫っている



そのうち月面を走ることになると思っていた……ディ・グラッシ、フォーミュラEで戦った12年の”技術進歩”を語る「近い将来F1より速くなるのは間違いない」

フォーミュラE

フォーミュラE

1 日前

そのうち月面を走ることになると思っていた……ディ・グラッシ、フォーミュラEで戦った12年の”技術進歩”を語る「近い将来F1より速くなるのは間違いない」



アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点

F1

F1

オランダGP

2 日前

アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点

More from

角田 裕毅



角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ

F1

F1

オランダGP

6 時間前

角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ



角田裕毅にF1復帰のチャンス到来か? ハジャーが手首の負傷でF1オランダGP欠場の可能性が浮上

F1

F1

オランダGP

10 時間前

角田裕毅にF1復帰のチャンス到来か? ハジャーが手首の負傷でF1オランダGP欠場の可能性が浮上



【独自】角田裕毅、インディカーのメイヤー・シャンクと交渉中。チーム側は「あらゆるカテゴリーのドライバーと話をしている」とコメント

IndyCar

IndyCar

1 日前

【独自】角田裕毅、インディカーのメイヤー・シャンクと交渉中。チーム側は「あらゆるカテゴリーのドライバーと話をしている」とコメント

More from

レッドブル



クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」

F1

F1

オランダGP

14 時間前

クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」



壊れたトロフィーも良い思い出! ハジャー、初表彰台を獲得したオランダGPに特別ヘルメットで臨む

F1

F1

オランダGP

1 日前

壊れたトロフィーも良い思い出! ハジャー、初表彰台を獲得したオランダGPに特別ヘルメットで臨む



フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」

F1

F1

オランダGP

3 日前

フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」

最新ニュース



角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 6 時間前

オランダGP

角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ



SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング

機能

スーパーフォーミュラ

ライブテキスト

評価

機能

スーパーフォーミュラ 6 時間前

SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング



チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?

機能

フォーミュラE

ライブテキスト

評価

機能

フォーミュラE 7 時間前

ロンドンE-Prix レース2

チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?



seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督

機能

スーパーGT

ライブテキスト

評価

機能

スーパーGT 8 時間前

seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録