【アーカイブ】角田裕毅、レッドブル昇格初戦は日本GP。歴代日本人ドライバーは、日本GPでどんな成績を収めてきたのか?
レッドブルでの”初戦”日本GPに挑む角田裕毅。日本人ドライバーの日本GPでのこれまでの成績は?
Third place Kamui Kobayashi, Sauber C31 celebrates
写真:: Sutton Images
今年も鈴鹿サーキットで、F1日本GPが開催される。春開催となって2回目、今年も桜満開の中、グランプリが行なわれそうな雰囲気である。
今季の話題の中心は、なんと言ってもレッドブルのシートを掴んだ角田裕毅が、どんな走りを見せるのかということであろう。今季のレッドブルのマシンRB21はドライブするのが難しい車両だと言われてはいるが、角田はシミュレータではそこまでの奇妙な違和感は感じなかったと言っており、その観点からも期待がいやが上にも高まる。
さて日本GPにはこれまで数々の日本人ドライバーが参戦してきた。決勝3位(1990年鈴木亜久里、2012年小林可夢偉)、予選3番手(2012年小林可夢偉)が最高位である。
マクラーレンやメルセデス、フェラーリ、そしてチームメイトのマックス・フェルスタッペンと、角田にとってはライバルが多い。そんな中でどんな成績を残すのだろうか?
ちなみに日本GPで最も多く入賞を記録した日本人ドライバーは佐藤琢磨で、2002年から2004年までの3年連続で入賞(5位、6位、4位)した。その翌年の2005年も決勝こそ失格となったが、予選では5番手に入っており、最も鈴鹿と相性が良かったドライバーだと言えよう。
続いて2回の入賞を果たしているのが中嶋悟(1987年:6位、1990年:6位)と小林可夢偉(2010年:7位、2012年:3位)のふたりである。ちなみに中嶋は、1988年に7位でフィニッシュしているが、当時は入賞が6位までだった。今の基準に置き換えれば、中嶋は”入賞相当3回”とした方が公平かもしれない。また同じ基準で、鈴木亜久里は1990年の3位表彰台のほかに1992年に8位に入っており(この年も入賞は6位まで)、”入賞相当2回”とすべきだろう。
ちなみに鈴木3位、中嶋6位という結果に終わった1990年の日本GPは、日本人ドライバーが唯一ダブル入賞を果たした日本GPである。
日本GPでトップ10フィニッシュを果たした日本人ドライバーはこの4人の他、1976年(日本での呼称はF1世界選手権inジャパン)の高原敬武9位、1977年の高橋国光9位、そして2024年の角田裕毅10位のみである。
さてレッドブルに昇格する角田は、その初戦となる日本GPでどんな活躍を見せてくれるのだろうか? その順位は?
たしかにリアム・ローソンが全く乗りこなせず、マックス・フェルスタッペンですら苦労しているマシンRB21を駆るわけだから、そう簡単なことであるはずもない。
しかし角田は「あまり期待値は上げたくないですけど、今回まず、日本GPで表彰台に乗りたい」と、さらりと語った。そしてこういう時には周囲はプレッシャーをかけないようにする……のが常であるが、角田本人は「期待してください。期待して、いっぱいプレッシャーかけてください!」と言い放つ。
まあ本人がそう言うのだから、しっかり期待して、しっかりプレッシャーをかけさせていただくことにしよう。それで潰されてしまうようなら、我々日本人が待ち望む”さらに上”なんて目指せない。
ちなみにこれまで日本で行なわれた40回のF1(TI英田サーキットでのパシフィックGPも含む)で、日本人ドライバーが出場しなかったレースも実は8回もあった(フリー走行のみは除く)。それを考えても、日本人ドライバーがトップチームとして出場する今回の日本GPを、見逃すわけにはいかない。
■日本人ドライバーの日本GP成績(トップ10圏内)
3位:鈴木亜久里(ローラ・ラルース/1990年)、小林可夢偉(ザウバー/2012年)
4位:佐藤琢磨(BARホンダ/2004年)
5位:佐藤琢磨(ジョーダン/2002年)
6位:中嶋悟(ロータス/1987年)、中嶋悟(ティレル/1990年)、佐藤琢磨(BARホンダ/2003年)
7位:中嶋悟(ロータス/1988年)、小林可夢偉(ザウバー/2010年)
8位:鈴木亜久里(フットワーク/1992年)
9位:高原敬武(サーティース/1976年)、高橋国光(ティレル/1977年)
10位:角田裕毅(RB/2024年)
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