F1 日本GP

ペレス、レッドブルでの初戦に挑む角田裕毅にエール「彼には才能もスピードも、対処する精神力もあるはずだ」

昨年限りでレッドブルを離れることになったセルジオ・ペレスが、今回の日本GPからレッドブルのドライバーとして参戦する角田裕毅にエール。角田の担当エンジニアは親友であり「成功を願っている」と語った。

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Maruo Kono Red Bull Japan

 セルジオ・ペレスは、今週末のF1日本GPからリアム・ローソンに代わってレッドブルのマシンを走らせることになった角田裕毅について、結果を出せるだけの力があると信じていると語った。

 ペレスは2021年にレッドブルに加入し、マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得や、チームのコンストラクターズタイトル獲得を強力にサポートしてきた。しかし2024年シーズンの特に後半は大いに苦しみ、契約を早期に終了し、同年限りでチームを離れることになった。

 ペレスは今季はレースをしていないものの、2026年からF1への参戦を開始するキャデラックのドライバー候補のひとりとして取り沙汰されている。

 そんなペレスの後任として今季レッドブルのシートを掴んだのは、リアム・ローソンだった。ローソンは昨年後半、ダニエル・リカルドの後任としてRBのマシンを走らせた。実際により好成績を残したのは、ローソンのチームメイトであった角田だったが、レッドブルはローソンの将来性に賭け、トップチームのシートに抜擢した。

 しかし2025年のローソンは大不振。開幕から上位に顔を出すことが全くできず、わずか2戦で角田と交代させられることとなった。

 角田はレーシングブルズのマシンで、チームの戦略ミスがあってポイントにはつながってはいないが、印象的な走りを披露。これが決め手になった格好だ。ただレッドブルの今季マシンは、あまりにも扱いにくいマシンだと言われており、角田の移籍が良い判断だったのか、意見が分かれるところだ。

 これについてペレスは、F1公式サイトのインタビューで角田にエールを送った。

「僕は今チームにいない。何人かのチームのメンバーと連絡はとっているけど、内部にいなければ、何が起きているのかを知るのは難しいものだ」

 そうペレスは語る。

「僕にとっては、とても単純なことだった。あのマシンから100%の力を引き出すのは難しいし、自信も持てない。僕が苦労したことは、エイドリアン(かつてレッドブルのデザイン責任者を務めていたエイドリアン・ニューウェイ)でさえも話していたことだ」

「でも、彼らの成功を祈りたい。親友のウッディ(リチャード・ウッド)がユウキのエンジニアを務めるから、本当にうまくいくことを願っている」

 その角田について、ペレスは次のように続けた。

「ユウキには才能があり、スピードもある。そしてそれ以上に、状況に対処する精神力も必要だ。彼にはそのための正しい精神力と姿勢がある。彼らが成功するといいね」

 ペレスは、昨年の苦労を振り返りつつ、将来のF1復帰を目指していると示唆した。

「特に昨年は、ドライバーとして自分の実力を発揮できなかった。今になって、突然みんなが、このマシンをドライブするのがいかに難しいのかに気付いたんだ」

「アレックス(アルボン)もピエール(ガスリー)も素晴らしいドライバーだが、彼らも苦戦してたんだ。僕は長くレッドブルで過ごしたので、皆んなこのクルマがどれほど難しいのかを忘れていたんだ」

「でも僕にとって意味のあるプロジェクトがあればだけど、2026年にレギュレーションが大きく変わることを考えると、1年休んで復帰したとしても、何の影響もないと思う」

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