予選レポート

F1 日本GP

この男は別次元!? フェルスタッペンが新コースレコード樹立で逆転ポール獲得。角田裕毅は悔しいQ2落ち|F1日本GP予選

F1日本GPの予選セッションでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。チームメイトの角田裕毅は15番手だった。

滑川 寛

公開日時: 2025/04/05 7:41

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Polesitter Max Verstappen, Red Bull Racing

Polesitter Max Verstappen, Red Bull Racing

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2年目となった春開催のF1日本GP。開催2日目の予選セッションでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

 鈴鹿サーキットは、乾燥とマシンから飛び散る火花でコース脇の芝生が炎上するほどカラリと晴れ渡り、予選セッションが始まる午後3時の時点では気温14度、路面温度35度というコンディション。風向きはストレート向かい風/S字追い風だった。

マクラーレン速し!|Q1

 上位15台がQ2へと駒を進めるQ1。18分間のセッションがスタートすると、ハースの2台を先頭に各車が続々とコースへ飛び出していった。母国・日本GPがレッドブルデビュー戦となった角田裕毅がピットを離れる際には、スタンドに詰めかけた観客から拍手が挙がった。

 最初のタイム計測が一段落したタイミングでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリが1分28秒143で暫定トップ。メルセデスのジョージ・ラッセルが、もう1台のマクラーレン勢ランド・ノリスの前に立った。

 フェルスタッペンはトップから0.217秒遅れの4番手。角田はフェラーリのシャルル・ルクレールを挟み、フェルスタッペンから0.294秒落ちで6番手につけた。

 この時点ではトップ3台が抜け出す形に。路面再舗装を受けた鈴鹿サーキットはソフトタイヤでの複数回アタックでもタイムを改善することが可能で、タイムシート後方にいたドライバーも2回目の計測でQ2進出圏内までポジションを上げた。

 フェラーリのルイス・ハミルトンは最初ソフトタイヤではなく、唯一ミディアムタイヤを履いていたが、すぐさまソフトタイヤに切り替えてまずは進出圏内まで浮上した。

 ハミルトンがソフトタイヤで2回目の計測を始める頃には、他のドライバーも再びコースイン。Q1最後のアタックに挑んだ。

 ピアストリは自身が記録したベストタイムを1分27秒687まで更新し、Q1トップ通過を果たした。2番手はラッセル、3番手がノリスというトップ3だった。

 レッドブル勢はフェルスタッペンが6番手、角田が7番手で順調にQ2へ進出。トップからは約0.2秒差と若干離されたものの、2台は0.024秒差と接近していた。

 Q1でトラブルを抱えていたアイザック・ハジャーは、13番手でQ2進出。15番手通過となったチームメイトのリアム・ローソンを上回った。

 なお、Q1敗退となったのはザウバー勢とハースのエステバン・オコン、アルピーヌのジャック・ドゥーハン、コースオフを喫したアストンマーティンのランス・ストロールの5名だった。

角田裕毅、悔しい15番手|Q2

 トップ10進出を決める15分間のQ2では、フェルスタッペンを先頭に15台がコースイン。早速新品タイヤを投入し、1分27秒502のターゲットタイムをマーク。ユーズドタイヤを選んだ角田はそこから0.652秒遅れとなった。

 ただQ1に続きQ2でもマクラーレンは速さを見せ、ノリスが1分27秒146をマークしてトップに立ち、2番手のラッセルに2.54秒差、フェルスタッペンに0.356秒差をつけた。

 ただ、残り8分半というところでレッドフラッグ。これまでのフリー走行2回目、フリー走行3回目に続いて芝生が燃えるトラブルが発生した。今回は130Rのイン側だった。

 消火作業が終わり8分の中断を経てQ2は再開された。多くのドライバーがガレージ内で様子を見守る中、セッション序盤はユーズドタイヤを履いていたフェラーリ勢はここで新品を投入した。

 しかしノリスのトップタイムを脅かすドライバーは現れず、ノリスとしてはベストな形でQ3に駒を進めた。2番手ラッセル、3番手フェルスタッペンというトップ3だった。

 角田は残り5分を前に新品タイヤでコースイン。この時点で14番手と脱落ゾーンにいた。

 重要なラストアタックだったが、角田はセクター1でマシンが暴れタイムをロスし、セクター3ではトラフィックの影響もあったか、最終的に自己ベストタイムをマークしたものの1分28秒000。Q3進出には0.217秒届かず15番手という結果に終わった。

 Q3に進出できたのは、マクラーレンとメルセデス、フェラーリの3チームに加え、フェルスタッペン、ハースのオリバー・ベアマン、ハジャー、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンの10名だった。

フェルスタッペンが逆転ポール|Q3

 ポールポジションを10台が争う12分間のQ3。気温は15度で変わらなかった一方で、16時を前に路面温度は30度に低下していた。

 ピットレーンオープンと共にコースへと出ていったのはベアマン。まず1分28秒090を記録し、それを各車が上回っていった。

 手持ちタイヤの都合もあり、ユーズドと新品で選択が分かれたものの、10台がQ3最初のアタックを終えた時点ではピアストリが1分27秒052でトップ。2番手フェルスタッペンには0.226秒差をつけ、2019年にセバスチャン・ベッテル(当時フェラーリ)が記録したコースレコードを塗り替えた。

 各車とも一度アタックを終えてピットインしたが、残り4分を切るところから新品タイヤでコースイン。ここでもベアマンが先頭となり、前後にギャップを築きつつ走る10台の隊列の最後尾はピアストリだ。

 最終アタックでは、ノリスが1分26秒995をマークし、前人未到の1分26秒台入り。しかしフェルスタッペンはこれに食い下がり、セクター3で全体ベストを叩き出して1分26秒983でトップに浮上した。

 ピアストリは打倒フェルスタッペンを目指しセクター2〜セクター3で全体ベストを塗り替えるも1分27秒027止まりとなった。

 これでフェルスタッペンがポールポジションを獲得。2番手ノリスとは0.012秒差、3番手ピアストリとは0.044秒差と非常に接近した戦いとなった。

 4番手ルクレールはフェルスタッペンから0.316秒差と、トップ3からは離された形となった。5番手ラッセル以下は、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、ハジャー、ハミルトン、アルボン、ベアマンというトップ10。ルーキー勢も経験の少ない鈴鹿で速さを見せた。

順位結果詳細 リタイア原因など Driver Info

   

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3

   

順位結果詳細 リタイア原因など

   

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2

   

順位 ドライバー #   シャシー エンジン タイム タイヤ 平均速度 1 Netherlands マックス フェルスタッペン レッドブル 1 Red Bull Racing-Honda RBPT RB21 Red Bull Red Bull

1'26.983

  240.336 2 United Kingdom ランド ノリス マクラーレン 4 McLaren-Mercedes MCL39 McLaren Mercedes

+0.012

1'26.995

  240.303 3 Australia オスカー ピアストリ マクラーレン 81 McLaren-Mercedes MCL39 McLaren Mercedes

+0.044

1'27.027

  240.215 フルリザルトを見る  

 

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