F1 バーレーンGP
F1ドライバーの個人番号の由来は? 2026年参戦の全22人をチェック!
F1に参戦する22人のドライバーはそれぞれが固有のレースナンバーを使用している。それぞれのドライバーの番号の由来をまとめてチェックしよう。
公開日時: 2026/04/14 10:58
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キャデラックが新規参戦したことで、2026年のF1には全部で22人のドライバーが参戦している。そのひとりひとりが固定のパーソナルナンバーを使っているが、その由来を確認してみよう。
F1でドライバーがそれぞれの固定ナンバーを使うようになったのは、2014年のこと。それまではコンストラクターズランキングの順位に基づいた番号を使っていたが、ファンがよりドライバーのことをコース上で認識しやすくなるように、パーソナルナンバー制が導入された。
番号の変更ができるのは基本的にチャンピオンのみで、王者となったドライバーは翌年の番号を『1』とする選択肢が与えられてきた(変更しなくても問題はない)。ただ最近のルール変更によって他のドライバーにも番号変更が申請できるようになり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2026年から番号を変えている。
多くのドライバーにとって、選んだ番号には特別な意味がある。ラッキーナンバーであったり、思い出に基づくものであったりする。本記事では2026年シーズンの全ドライバーのパーソナルナンバーとその理由を見ていく。
F1 2026 ドライバーのパーソナルナンバー一覧
Race Number Driver 1 ランド・ノリス(固定ナンバーは4) 3 マックス・フェルスタッペン 5 ガブリエル・ボルトレト 6 アイザック・ハジャー 10 ピエール・ガスリー 11 セルジオ・ペレス 12 アンドレア・キミ・アントネッリ 14 フェルナンド・アロンソ 16 シャルル・ルクレール 18 ランス・ストロール 23 アレクサンダー・アルボン 27 ニコ・ヒュルケンベルグ 30 リアム・ローソン 31 エステバン・オコン 41 アービッド・リンドブラッド 43 フランコ・コラピント 44 ルイス・ハミルトン 55 カルロス・サインツJr. 63 ジョージ・ラッセル 77 バルテリ・ボッタス 81 オスカー・ピアストリ 87 オリバー・ベアマン
■ランド・ノリス(マクラーレン)
Lando Norris, McLaren
Photo by: Clive Mason / Getty Images
パーソナルナンバー: 4
2025年F1世界チャンピオンであるノリスは、今年#1を使用する権利を獲得。2026年は実際にその番号を使用している。なお従来は#4を使用してきた。
ノリスはチャンピオンナンバーの1について「この番号には意味がある。それを得るために戦い、努力しなければならない。マクラーレンの全員が誇りを持ってこの番号を身につけられる」と2025年シーズン閉幕時にSky Sportsに語っている。
なお彼のパーソナルナンバーである4は、ファーストネームのランド(LAND)のAが4に似ているから。当初は自身が大ファンであるバレンティーノ・ロッシと同じ46を使うことも検討していたようだが、「ロッシの真似はしたくなかった」という理由で4が選ばれた。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー: 3
フェルスタッペンはF1で4連覇を果たしてきたことで、近年は#1を使ってきた。しかし2025年に防衛に失敗したことで、通常のパーソナルナンバーへと戻ることになった。
本来ならば以前使っていた#33に戻さなければいけないが、ルール変更によって番号の変更が可能になった結果、2026年シーズンは#3を使用している。この#3は2024年までダニエル・リカルドが使用していたものだが、変更にあたってリカルドから承諾を得ている。
フェルスタッペンにとって#3というのは若い頃のラッキーナンバーだ。彼はこの番号を使いたがっていたが、前述のとおり既にリカルドに使用されてしまっていたため使えず、#33を使っていた。
「#33も悪くはない。でも単純に3がふたつ並ぶよりもひとつのほうが見栄えが良いと思うんだ」と、2025年末にViaplayにフェルスタッペンは語っている。
「ちろんこれまでは“ダブルラッキー”を意味すると言っていたが、F1ではすでに十分な幸運を手にしているからね」
■ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
Gabriel Bortoleto, Audi F1 Team
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
パーソナルナンバー: 5
ボルトレトは2025年のF1デビューに際して#5を選択した。この番号は長年にわたり元世界チャンピオンのセバスチャン・ベッテルが使用していたものでもある。ボルトレトが#5を選んだ理由は非常に単純であり、2023年に同じ番号でFIA F3を制したからだった。
■アイザック・ハジャー(レッドブル)
パーソナルナンバー: 6
ハジャーは#6を使用。彼は過去、カート初期の段階から既にこの番号を頻繁に使用しており、この番号に対して良い記憶を持っているのだ。なおハジャーが#6を使ったことで、この番号は歴史上3人のドライバーが使用した初のケースとなった。これまでにはニコ・ロズベルグとニコラス・ラティフィが使用している。
■ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
Pierre Gasly, Alpine
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー: 10
ガスリーにとって、#10は2013年にフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップのタイトルを獲得したときの番号だ。それに加え、ガスリーはサッカー選手のジネディーヌ・ジダンの大ファンであり、そのジダンもフランス代表として#10を背負っていた。
■セルジオ・ペレス(キャデラック)
パーソナルナンバー:11
ペレスは2026年にF1へ復帰し、従来通り#11を使用している。この番号は2014年以降使い続けており、カート時代にも使用していた。選択理由は、メキシコのクラブであるCFアメリカで1シーズン#11を着用していたサッカー選手イバン・サモラーノへの憧れだ。
■アンドレア・キミ・アントネッリ
Andrea Kimi Antonelli, Mercedes
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー: 12
メルセデスの秘蔵っ子アントネッリは#12でF1デビューを果たした。
「魅力的な番号はいくつもあるが、12は特別な番号だ。憧れの存在に由来している。またF4の頃からずっとこの番号でレースをしてきた。#12では常に良い結果が出ていたので、変更する理由はない」とアントネッリは語っている。
彼の言う憧れの人物とは、かつて#12を使用していた伝説的ドライバー、アイルトン・セナだ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
パーソナルナンバー: 14
アロンソは#14を使用しているが、その起源は古い出来事にある。1996年7月14日、アロンソが14歳のときに#14のカートで世界チャンピオンとなったのだ。「その瞬間から、#14が自分の番号だと分かった」と彼は語っている。
■シャルル・ルクレール(フェラーリ)
Charles Leclerc, Ferrari
Photo by: Ferrari
パーソナルナンバー: 16
ルクレールが使っているのは#16だが、まず彼はそもそも当初ラッキーナンバーである#7を希望していたが、すでにキミ・ライコネンが使用していた。次に#10を希望したが、親しい友人のガスリーが使用していたため断念した。
その結果ルクレールは単純な計算によって#16にたどり着いた。「1+6=7になるからだ」と彼は説明している。
■ランス・ストロール(アストンマーティン)
パーソナルナンバー:18
ストロールはキャリア初期にこの番号でイタリアF4タイトルを獲得し、さらに18歳の誕生日直後にウイリアムズでF1デビューを果たしたことが、この番号の選択理由となっている。「少し迷信的なところがあるが、自分にとって大切な小さなものを持ち続けるのが好きだ。それを変えたくはない」とストロールは語っている。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
Alexander Albon, Williams
Photo by: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー:23
アルボンの使う#23はスポーツ界で象徴的なものとして知られており、バスケットボールのレブロン・ジェームズやマイケル・ジョーダン、さらにサッカー選手デビッド・ベッカムも使用していた。
またアルボンはMotoGPの伝説的ライダーであるバレンティーノ・ロッシのファンであり、カートではロッシの#46を使用していたが、F1ではその半分である#23を選んだという。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
パーソナルナンバー:27
2023年のF1フル復帰以降、再び#27を使用。特別な逸話はないが、誕生日の8月19日の数字を足すと27になるため、この番号を使っている。
■リアム・ローソン(レーシングブルズ)
Liam Lawson, Racing Bulls
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
パーソナルナンバー:30
ローソンが使う番号は、幼少期の憧れの人物に由来する。以前、ローソンは次のように語っていた。
「8歳のときからこの番号でレースをしている。最初の番号は18で、30じゃなかった。でもカート初年度にチームで自分をとても可愛がってくれた人がいたんだ。彼は僕のヒーローでありアイドルだった。その人が#30でレースをしていたから、僕もその番号を選んだ。幼い頃にカートについてすべてを教えてくれた存在で、それ以来ずっとこの番号を使っている」
■エステバン・オコン(ハース)
パーソナルナンバー:31
オコンの使う#31は過去の実績に由来する。オコンはこの番号で2007年に初めてカートタイトルを獲得しており、彼はこの年がキャリアでもベストと言える年のひとつだと考えている。また、2014年にロータスでF1テストにデビューした際もこの番号を使っていた。
■アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
Arvid Lindblad, Racing Bulls
Photo by: Lars Baron / Getty Images
パーソナルナンバー:41
ルーキーのリンドブラッドは、2026年のデビューで41を選択。この番号が使われるのは初めてのことだ。リンドブラッドが選んだ理由はふたつあり、1つはスポーツ界であまり使われていないユニークな番号を望んだこと、そしてもうひとつは#41が自身のイニシャル「AL」に見えるためだ。
■フランコ・コラピント(アルピーヌ)
パーソナルナンバー:43
コラピントは2024年のF1デビュー以来#43を使用している。この番号はモータースポーツファンの間では故ケン・ブロックによって有名になったが、コラピントが選んだ理由は異なる。父親がこの番号でレースをしていたことが選択理由であり、本人も2018年と2019年にカートおよびスペインF4でタイトルを獲得した際に#43を使用していた。
■ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
Lewis Hamilton, Ferrari
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー:44
7度の世界王者であるハミルトンは、パーソナルナンバー制度が導入された時から44を使っている。これは彼の父親の車のナンバープレートの数字の“F44”に由来するものだ。
#44は彼の輝かしいキャリアの礎となり、それをF1でも使い続けたいとハミルトンは考えた。なおハミルトンは番号へのこだわりが強く、チャンピオンとして#1を使う権利のあるシーズンも、#44を使い続けた。
■カルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)
パーソナルナンバー:55
サインツJr.の選択理由はイニシャルにあり、「名前(のカルロスの最後の一文字)のSが5に見えるし、姓のSも同じだ。だから#55になる」と彼は説明している。またこの番号は「#Carlo55ainz」というハッシュタグとしても活用される。さらに5は彼の好きな数字であったが、当時はベッテルが使用していたため、この言葉遊びから#55にたどり着いた。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス)
George Russell, Mercedes
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
パーソナルナンバー:63
ラッセルが使う#63は家族が由来だ。「兄が常に#63でカートをしていたため、それが家族の番号になった」と彼は説明している。なお見方によっては63は彼のイニシャル「GR」にも見え、あるいは「GB(グレートブリテン)」と解釈する人もいる。
■バルテリ・ボッタス(キャデラック)
パーソナルナンバー: 77
2026年にF1復帰を果たしたボッタスは当初は#7を検討していたが、最終的に#77を使用。主に見た目でこの番号を使っているという。
「最初は#7にしようと思っていたんだけど、最終的に#77がなかなかいいと思ったんだ。単に良い番号だと思う。僕は特に迷信深いわけではないよ」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
Oscar Piastri, McLaren
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
パーソナルナンバー: 81
ピアストリの#81はカート時代から続く番号だ。当初こそ#11を使用していたものの、ステップアップしていく中で#11が使用済みだった時に#81を選んだ。ヨーロッパのジュニアカテゴリーでは様々な番号を使用したが、ブリティッシュF4やフォーミュラ・ルノー北欧カップでは再び#81を使用して今に続いている。
■オリバー・ベアマン(ハース)
パーソナルナンバー:87
ベアマンはグリッド上で最も大きな番号を選んでいるが、この番号に決めた理由は家族にある。彼はその理由を次のように語った。
「父が5月8日、兄が8月7日生まれだから、この番号で長くレースをしてきた。87は僕のお気に入りの番号なんだ」
■F1の永久欠番
Jules Bianchi, Marussia MR03
Photo by: Sutton Images
なおF1では#17が使用できないことになっている。この番号は、2014年の日本GPでクラッシュしたジュール・ビアンキが使用していたもの。彼はその後この事故による負傷で亡くなっており、追悼の意を込めて永久欠番とされた。
■パーソナルナンバーの保持期間
シリーズを離れたドライバーは、復帰した場合に備えて2年間は自身のレースナンバーの権利を保持できる。この期間中は他のドライバーはその番号を使用できない。
この制度により、アロンソは2シーズンの離脱期間を経た後にも#14を再び使用でき、アルボンは#23、ヒュルケンベルグは#27を再び使用することが可能となった。ペレスとボッタスも同様だ。
なおより長期間離れていた場合は、ドライバーは新たに番号を選び直さなければならない。ただし、以前の番号が空いていれば再び選択することは可能だ。しかしもしすでに使用されている場合は、まったく新しい番号を選ぶ必要がある。
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