F1 オランダGP

急遽参戦、角田裕毅は12番手と大健闘! ラッセル逆襲の狼煙、スプリントPP獲得。アロンソまさかの最下位|F1オランダGPスプリント予選

メルセデスのジョージ・ラッセルが、F1オランダGPのスプリント予選で最速タイムをマークした。

田中 健一

編集: 2026/08/21 15:38

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George Russell, Mercedes

George Russell, Mercedes

写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images

 F1オランダGPのスプリント予選が行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルが土曜日に行なわれるスプリントのポールポジションを獲得した。角田裕毅(レーシングブルズ)は12番手と健闘。アストンマーティン・ホンダ勢はまさかのSQ1で2台敗退という結果に終わった。

 ザントフールト・サーキットを舞台に行なわれているF1オランダGP。角田裕毅のF1復帰、そしてホンダのアップデート版パワーユニット(PU)の投入など、様々な要素が注目されているグランプリである。

 フリー走行1回目は雨がらみであり、路面が濡れた状態でスタートしたが、スプリント予選はドライコンディション。上空には青空も広がった。

 気温は20度、路面温度は36度というコンディションで、SQ1のスタート時刻を迎えた。

SQ1:どうしたアストンマーティン・ホンダ。まさかの全滅

 SQ1で最初にコースインしたのは、今季最速のメルセデス勢。狭いザントフールトでのトラフィックを嫌ってか、まずタイムを出しにいった、

 そんな中アンドレア・キミ・アントネッリは、セクター3で痛恨のコースオフ。満足いくタイムを計測できずにやり直しとなった。SQ1では1セットのタイヤしか使えないため、そのダメージの度合いが心配されるところだ。

 最初のアタックで好調だったのはフェラーリ勢。ルイス・ハミルトンが1分13秒151を記録し、チームメイトのシャルル・ルクレールがそれに続いた。

 ただ一昨年のこのグランプリの勝者であるランド・ノリス(マクラーレン)が1分13秒071でトップタイム更新。昨年の勝者であるチームメイトのオスカー・ピアストリがこれに続いた。

 しかしルクレールも黙っておらず、2度目のアタックでマクラーレン勢を上回る1分13秒013を記録。メルセデスのジョージ・ラッセルは、フェラーリとマクラーレンの牙城を崩せず、5番手止まりだった。

 アントネッリは一旦ピットに戻ってアタックやり直し。7番手タイムを計測することができた。

 結局ルクレールが首位でSQ1終了。フェラーリ勢とマクラーレン勢がトップ4を占めた。

 メルセデス勢はラッセル5番手、レッドブルの2台を挟んでアントネッリ8番手ということになった。

 今回急遽参戦となった角田は13番手でSQ1突破。チームメイトのアービッド・リンドブラッドとの差は0.4秒だった。

 一方まさかの結果に終わったのは、今回ホンダのアップデート版PUを投入したアストンマーティン・ホンダ勢である。フェルナンド・アロンソはアタックラップでタイヤをロックさせてしまい、コースオフ。これでダメージがあったか、やり直しのアタックでもペースを伸ばせず、最下位でSQ1敗退となった。チームメイトのランス・ストロールも19番手でSQ1敗退。前回の躍進、そしてPUアップデートで期待を集めたが、SQ1で全滅してしまった。

 この他ハースのオリバー・ベアマン、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.、そしてキャデラックの2台がSQ1敗退となった。

SQ2:角田健闘も12番手で敗退

 続いて行なわれたSQ2。セッション開始と同時に、多くのマシンがコースインしていった。

 ここでも速さを見せたのがマクラーレンとフェラーリ。特にピアストリは、最初のアタックで1分12秒026と、SQ1のルクレールの最速タイムを約1秒縮めてみせた。

 ただ遅れてアタックを行なったメルセデス勢もラッセル3番手、アントネッリ5番手に食い込み、三つ巴の様相である。

 ノリスはやり直しアタックで1分12秒189を記録。これでマクラーレンが1-2となった。

 レッドブル勢はこの3チームから少々遅れ、アルピーヌのピエール・ガスリーにも先行されてしまった。しかもフェルスタッペンとローソンの間には0.4秒ほどの差があり、そこにリンドブラッド、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)が飛び込んだ。ここまではSQ3進出を決めることになった。

 今回急遽レッドブルに乗ることになったローソンは11番手でSQ2敗退。角田もSQ2を突破できなかったものの、この世代のマシンをドライブする初日だということを考えれば、12番手というのは上々の結果と言えよう。

 以下フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、エステバン・オコン(ハース)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がSQ2敗退となった。

SQ3:ラッセルの逆襲。スプリントPP獲得

 SQ3はソフトタイヤの使用が義務付けられているセッション。しかもセッション時間が短いため、各車とも1アタックにかけ、コースインのタイミングを見極めた。

 そんな中SQ2で速さを見せたマクラーレン勢が最初にコースイン。タイヤのウォームアップに2周を使い、アタックに入っていった。

 まずアタックを完了したノリスは1分11秒608。アントネッリらはこれに及ばず、ノリスのPPが決まったかに思われた。

 しかしもう1台のメルセデス、ラッセルが渾身の走りを見せて1分11秒567で首位に浮上。ノリスを0.041秒退けた。このラッセルを上回る者はなく、ラッセルが土曜日に行なわれるF1スプリントのポールポジションを獲得した。

 以下ノリス、ルクレールと、トップ3に3チームのドライバーが入り乱れる結果となった。以下ピアストリ、アントネッリ……マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6番手が精一杯だった。

 フェラーリのハミルトンは最後ミスがあったか、7番手止まりだった。

 ベスト・オブ・ザ・レストはガスリー。以下ボルトレト、リンドブラッドというトップ10である。

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