F1 イタリアGP

ジェンソン・バトン、盟友フェルナンド・アロンソの今の能力に太鼓判「アストンマーティン・ホンダで勝つ、彼の姿を見たい」

元F1王者のジェンソン・バトンが、フェルナンド・アロンソに向けてエール。まだまだ引退するのは早いのではないかと考えていると明かした。

田中 健一

編集: 2026/09/01 3:15

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Fernando Alonso, Aston Martin Racing

Fernando Alonso, Aston Martin Racing

写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images

 アストンマーティン・ホンダのアンバサダーを務める元F1王者のジェンソン・バトンが、フェルナンド・アロンソについて語った。曰く、まだまだF1で活躍できる力を持っていると考えているという。

 アロンソは今年45歳。今季ここまで3ポイントを獲得し、アストンマーティン・ホンダの全ポイントを一人で手にしている状況だ。しかも前戦オランダGPでの9位入賞により、1974年のグラハム・ヒル以来となる、45歳以上での入賞者となった。

 そんなアロンソにも、F1引退の足音が近づいているのは間違いない。アストンマーティン・ホンダとの契約は今季限り。その満了をもって引退するという話も、あと数年間現役を続けるという話も聞こえてきている状況だ。

 そんなアロンソとかつてチームメイトを組んだことがあるのが、バトンである。バトンとアロンソは、2015年と2016年の2年間、チャンピオンコンビとしてマクラーレン・ホンダのマシンをドライブ。2017年のモナコGPでは、インディ500参戦のため欠場したアロンソの代役を、バトンが務めたこともあった。

 またそれ以前には、ライバルとしてお互いに対峙する関係性であった。

 そんなバトンは、アストンマーティン・ホンダのコンテンツ「ジェンソンズ・ジャーナル(JENSON'S JOURNAL)」で、アロンソの引退時期について語った。

「僕は36歳でF1から引退した。今のフェルナンドよりも9歳も若かったけど、その準備はできていたんだ」

 アロンソよりも2歳上のバトンはそう語った。

「その数年、レースをしたいとは思えていなかった。だから、レースを戦うことが苦しかったんだ。もう達成すべき新しい目標はないように感じていた。そういう段階に達すると、引退の時期だと分かるものだ」

 しかしバトンは、今のアロンソは引退した当時の自分とは状況が異なると考えている。

「フェルナンドにとっての大きな違いは、まだ彼には刺激的な挑戦が待っているということだと思う。確かに今年は厳しい年になっているが、アストンマーティンに所属し、エンドリアン・ニューウェイ(チーム代表)のような人物と仕事ができるのは、とても刺激的なことだ。F1ドライバーなら誰でも、彼が設計したマシンを走らせ、彼がチームを牽引する姿を間近で体験したいと思うだろうからね」

 バトンは、アロンソには今もF1で勝利を争うだけの力が備わっていると確信。もっとアロンソが活躍する姿を見たいと語った。

「自分の将来を決めるのがどれほど難しいか、僕はよく分かっている。しかも彼も以前、同じ経験をしている」

 そうバトンは語った。

「彼は一度F1を離れて戻ってきた。明らかに、引退するには早過ぎたんだ。だからこそ彼はF1を去る前に、もうF1に関わりたくないと100%確信できるかどうかを確かめるだろう」

「フェルナンドはF1でまだまだ活躍できる力を持っている。アストンマーティンで勝利を争う彼の姿を見たい。それが彼の本来あるべき姿であり、このチームが目指す場所でもある」

「彼は本来もっと多くの勝利を手にするべきだったのに、そうはなっていない。何度か不運な状況に陥ったこともあったし、僕と一緒のチームにいたこともある。でも、その才能とハングリー精神は今でも健在だ」

「それがF1で生き残り、競争力を維持するための鍵なんだ」

 今週末はモンツァ・サーキットでイタリアGPが開催される。イタリアはバトンにとって、幼少期からカートを戦った思い出の地。F1にデビューしてからも、モンツァで勝つことはできなかったものの、素晴らしいレースを繰り広げた。そのバトルをした相手のひとりがアロンソであった。

 なお2010年のイタリアGPでは、フェラーリを駆ったアロンソが勝ち、マクラーレンのバトンが3秒差の2位でフィニッシュしている。

 バトンは今年のイタリアGPが、モンツァでアロンソが走るのを見る最後の機会にならないことを切望する。

「このイタリアという国には、特別な思い入れがある。そこに住む人々、食事、建築物、そしてモータースポーツへの情熱……」

「そのレースへの情熱が、僕らのことを結びつけた。だからこそ今週末が、フェルナンドがモンツァでF1マシンに乗る最後の機会にならないことを願っている」

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 今年は長期契約&残留ラッシュ! F1ドライバーの契約期間を改めておさらい

次の記事 フェラーリ、イタリアGP用のミハエル・シューマッハー称える特別カラーリングを公開

More from

田中 健一



F1とホンダジェット、eVTOLをつなぐ技術と人材の循環 賛否両論”ジョブ・ローテーション”とは一体何か……HRC渡辺社長に訊く

F1

F1 1 日前

F1とホンダジェット、eVTOLをつなぐ技術と人材の循環 賛否両論”ジョブ・ローテーション”とは一体何か……HRC渡辺社長に訊く



ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」



ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

ゴジラとのコラボレーション再び。ハース小松代表「新たなファン層をF1に繋げる機会になるはず」

More from

フェルナンド アロンソ



懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

懐かしい時代のF1知るアロンソ、V8エンジンの復活には懐疑的?「あの頃は楽しかったけど、現代に合っているかというと……」



アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

F1

F1

シンガポールGP

10 日前

アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP



目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

F1

F1

シンガポールGP

10 日前

目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

More from

アストンマーティン



ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」



ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

ニューウェイ加入直後は仕方ない? アストンマーティン・ホンダの苦戦は”産みの苦しみ”……ホーナー語る「彼がレッドブルに来た時と同じように見える」



【HRC渡辺康治社長独占インタビュー】厳しい戦い続くアストンマーティン・ホンダ、一体何が起きているのか? 

F1

F1

シンガポールGP

5 日前

【HRC渡辺康治社長独占インタビュー】厳しい戦い続くアストンマーティン・ホンダ、一体何が起きているのか? 

最新ニュース



本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」

F1

F1 F1

シンガポールGP

2 時間前

本当に? ピット作業15年ぶり担当のスタッフも……それでも最速メルセデスの”精度”「チームのレベルの高さを示している」



「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

3 時間前

「ここではいつも速かった」マルティン、アプリリアで走るフィリップアイランドは初も自信ある?



メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?

F1

F1 F1

アメリカGP

3 時間前

メルセデス、シンガポールでテストした新フロントウイングを再使用へ。2027年に向けて重要な役割に?



目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録