F1 サンパウロGP

2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎

ウイリアムズとマクラーレンは、2026年レギュレーションの調整によって生まれる設計デザインの自由を歓迎している。

Filip Cleeren

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公開日時: 2024/11/05 3:05

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F1 2026 FIA car renders

F1 2026 FIA car renders

写真:: FIA

 最近、2026年シーズンに向けたF1テクニカルレギュレーションが調整を受けたことに対し、F1チームはより自由に様々なデザインコンセプトを追求できるようになると、ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は歓迎した。

 電気エネルギーの比率を高めた新たなパワーユニットを搭載する次世代F1マシンは、バトル性能を向上させることを目指し、空気抵抗と後方乱気流を大幅に低減するためにダウンフォースが削減されていた。

 しかし想定される次世代F1マシンが遅すぎるのではないかという懸念が浮上。コーナリングスピードを現行マシンのレベルに近づけるため、ダウンフォース量を増加する調整がレギュレーションに加えられた。

 具体的には、FIAはフロントウイングの面積とフロントフロアの制限を緩和。バージボードも追加できるようになった。また、ディフューザーのサイズも、6月にチーム側に提示され賛否両論の反応を受けた草案よりも大きくなった。

 各チームがこうしたレギュレーション調整を歓迎したのは、単にマシンパフォーマンスが向上するだけでなく、デザイナーがより自由にコンセプトを追求できるようになったから。各チームがすぐに似たようなコンセプトに収斂していった現行グラウンドエフェクトマシンと比べ、目に見えて異なるデザインを持つマシンたちがグリッドに並ぶ可能性があるのだ。

「我々は今、より自由に異なる方向性を見ることができるようになった」とボウルズ代表は言う。

「ダウンフォースに繋がる整流デバイスも増えたが、チームにとって差があるだろう。本当にポジティブなのは、ディフューザー周りにはまだ小さな改善点があるということだ」

「こういう変更をするたびに何らかの影響があるから、それを改善するためにF1チームが手を取り合っているのは素晴らしいことだ」

「全てのチームが数ミリメートルの中で作業するのではなく、コンセプト違いのモノが出てくるだろう。個人的には、それはこのスポーツにとって良いことだと思う」

F1 2026 FIA car renders

F1 2026 FIA car renders

Photo by: FIA

 マクラーレンのアンドレア・ステラ代表もボウルズ代表同様に、レギュレーション調整によって次世代マシンのデザインの幅が広がったと考えている。

「最近発表されたマシンのジオメトリーでは、特に空力的な観点から、主にふたつのことが達成された」とステラ代表は言う。

「ひとつはダウンフォースレベルがはるかに高いこと。もうひとつは自由度が高いことだ。どちらも歓迎する」

「自由度が増すことは歓迎する。そうすることで、各チームは自分たちの知識ややり方を活用できるようになると思う。たとえレギュレーションが違っても、長年にわたって蓄積された知識は差別化を生み出す手段になる」

「我々はこのようなアプローチを提唱してきたし、より自由度が増すという事実を歓迎している」

 

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