【F1】4番手ハミルトン、フェラーリとの「”真の”レースを望んでいる」
メルセデスのハミルトンは、フロントロウを独占したフェラーリを打ち負かすために、”振り出しに戻ってみる”必要があると語った。








メルセデスのルイス・ハミルトンは、ロシアGP予選でフェラーリのセバスチャン・ベッテルから0.5秒以上遅れての4番手となった。ハミルトンはフェラーリを倒すために、メルセデスは”振り出しに戻ってみる”必要があるかもしれないと語った。
「今日は十分な速さがなかった」とハミルトンは予選を振り返った。
「振り出しに立ち戻って、原因を調べてみる必要がある」
「僕はまだ、優勝候補のひとりだ。(予選での遅れは)すべてが最終セクターのロスだ。そこで、僕は0.5秒を失っている」
「優勝争いに加わるためには、いくらか作業を行う必要がある。そこ(セクター3)で全てのミスが起こっている。タイヤの温度にも、タイヤを最大限に活用するのにも本当に苦労した。昨日も問題があったからいくらか変更を加えた。それがうまくいったんだけど、機能しすぎたのかもしれない。だから、最終セクターで苦しんだ」
金曜日のロングランに不満のハミルトン
決勝を見据え、ハミルトンは金曜日のフリー走行で行ったロングランについて後悔しており、自分のペースがフェラーリに敵うかどうか確信がないようだ。
「フェラーリは今日、ここ(ソチ)で最速だった。そして、決勝でも良さそうだ。だから、僕たちがどこに入るか興味深い」とハミルトンはコメントした。
「それは、僕たちが”真のレース”をしているということを意味する。今日は、僕が最高の状態ではなかったことがただただ残念だ。いつもは、今日よりずっと速いので、それがなぜかを調べ、僕は何ができるかを見てみる必要がある」
「もちろん、僕の目標は前に行けるようにやってみることだ。昨日の僕のロングランもかなり悪かったので、挽回できることを願っている」
「(決勝は)ピットストップは1回だけで、かなりシンプルな戦略になる。だから特に自信はないけど、トラック上でできる限り一生懸命やってみるよ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ロシアGP |
ロケーション | ソチ・アウトドローモ |
ドライバー | ルイス ハミルトン |
チーム | フェラーリ , メルセデス |
執筆者 | Charles Bradley |