開幕戦で6位入賞したマッサは、レースの結果に満足していると語り、チームに対し感謝の言葉を述べた。
オーストラリアGP決勝では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の背後でフィニッシュラインを通過し、6位入賞したウイリアムズのフェリペ・マッサ。昨年は一時引退を表明していたものの、急遽バルテリ・ボッタスのメルセデス移籍が決まったため、マッサは2017年も引き続き、ウイリアムズのステアリングを握ることとなった。
感動的なブラジルGPや引退レースとなった最終戦アブダビGPの後、マッサは一時的に緊張感から解き放たれたことだろう。しかし、愛するチームやファンのために再びF1復帰を決意したマッサは、開幕戦の予選でQ3進出を果たし、決勝では中団チームの最上位でフィニッシュを果たした。マッサのレースに対する情熱は、途絶えていなかったようだ。
決勝後のマッサは次のように語った。
「間違いなく良いレースだったと思う。僕にとって最も重要なことは、手始めにグロージャンを追い抜くことだった。その前にいるレッドブルやフェラーリ、メルセデスを倒すのはとても困難なことだとわかっていたからね」
「良いスタートを切り、彼を交わした後は、最後までフリーなレースだった。とても良い結果になったと思うよ」
「それに全体的に満足できるレースだった。タイヤのマネジメントも良かったし、ラップタイムも安定していた。チームの作業も素晴らしかったし、ピットストップも良かった。全てがうまくいったんだ。僕たちは背後にいるチームを正攻法で打ち負かすことができた。今シーズンを戦うにあたって、とても良い働きだったと思う」
「このような結果になって本当に嬉しい。チームのみんなに感謝している。OBの僕からすると悪くないレースだったと思うよ!」
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