【F1】ボッタス「ハミルトンとはハードだがフェアなバトルをする」

今シーズンからメルセデスのドライバーとなるバルテリ・ボッタスは、チームメイトとの関係や、プレッシャーの対処の仕方などについて話した。

 バルテリ・ボッタスは、チームメイトのルイス・ハミルトンとハードにバトルをすることになると考えているが、フェアなバトルをしたいと語った。

 昨年限りでF1を引退したニコ・ロズベルグに代わって、メルセデスのシートを得たバルテリ・ボッタス。チームメイトとなるルイス・ハミルトンとは厳しい関係になる可能性もあるボッタスだが、彼はうまくやっていけるだろうと考えており、またF1での初勝利も狙っていくという。

 そのボッタスに、プレッシャーへの対処の仕方や、勝利を挙げることへの希望、そしてチームプレイヤーとしてやっていくことの必要性などを尋ねた。

ーータイトル争いのプレッシャーのせいもあって、ニコ(ロズベルグ)はF1からの引退を決めました。あなたにはそのプレッシャーだけでなく、シートを維持することや、自分が価値のあるドライバーだということを証明しなければいけないというプレッシャーもあります。この状況をどう対処しますか?

「それに関しては前向きに考えている。僕にとっては素晴らしい機会だし、12月に話したように、こんなことが起こるなんて考えていなかった。これから先何が起こるのかは誰にもわからないけど、僕にとっては間違いなく素晴らしいことが起こるだろう。喜んで(この状況を)受け入れるし、そこから全てを学ぶつもりだ。僕のキャリアの中で新たな1ページになると考えているし、ドライビングスキルや僕の仕事についても、自分が価値のある人間だということをチームに証明できる。F1での働き方も、チームが自分のパフォーマンスを見たがっていることもわかっている。だから早急に長期契約を結ぶことは難しいというのも理解出来る。でもどうであれ僕はそういうことにも慣れているし、シーズン中は何が起こるのかわからない、ということは何度もあった。何も今に始まったことじゃない。厳しいチャンピオンシップで戦っているけど、これは良いことだ。何も変化はない。でも唯一の問題は、コース上でのパフォーマンスだ。これがメインの課題だ。これは心に留めておかないといけないし、その他のことはあまり考えすぎないようにするつもりだ」

ーーチーム代表のトト(ウルフ)は、「普通のドライバーにはトラブルを起こす可能性があるのに、あなた(ボッタス)はチームプレイヤーだ」と話していました。ルイス(ハミルトン)と良い関係を保つ必要もある一方、彼に勝たなければいけないという状況下で、どうバランスをとりますか? 2番手で彼を追い続けてもハッピーではないでしょう?

「もちろん。でもこういう状況を経験したことがないので、それに答えるのは難しい。もし競争力のあるマシンに乗って勝利やチャンピオンシップを争うことができるなら、チームプレイヤーでいることと、ライバル関係を保つことを同時にこなすのは間違いなく難しくなる。これは僕にとって新しい環境だけど、これまでどおりにやっていくのがベストなやり方だ。チームのために全てを尽くすけど、同時にそれは僕の目標に向かうことでもある。F1で勝ちたければ利己的にならないといけないし、僕にもその考えはある。何がベストなのかを考えるのも、本当にその時の状況次第だ。これ以上のことはもう何も言えない。今シーズンがどうなるのか見てみよう。僕は大抵誰とでもうまくやっていけるし、ルイスとはハードにレースをすることになると思うけど、フェアに、そしてお互いにリスペクトしてやっていけると思う。少なくとも、こういう関係になるだろう」

ーーここ3年間でルイスとニコとの間に起きたことについてどう考えていますか? また、もしニコと同じような状況に陥ったら、どのように対処しますか?

「彼らはタフなバトルをしてきたし、ふたりとも本当に厳しい時間を過ごしていた。でも勝利を争えば、こういうことが起こるものだ。これがF1というものだし、問題にはならない。もちろん、こういうことを見たり経験する可能性もある。でもチームとしても、こういう状況にどう対処していくのか学ぶことができたし、ふたりのドライバーに対して、本当にたくさんの選択肢を持っている。こうなっていればとても助かるし、チームはトラブルを避けることもできる。何が許されて何が禁じられているのか、というルールは極めて厳格になっていると思う。僕たちはお互いにレースをしたいだけだし、問題が起きてもチームがそれに対処できれば、そういう関係を保つことは可能だ」

ーーこれまであなたが直面してきたプレッシャーのひとつに、数年前、フェラーリのドライバー候補に浮上したことがありました。こういうのは自分でコントロールできないものであり、ウイリアムズとの関係にも衝撃を与えました。こういった状況からは何を学びましたか? またメディアのスポットライトを浴びてそれに対応する時、何を望みますか?

「F1では毎年学ぶことがある。もちろんこういったこともそうだ。F1には不安定要素が本当にたくさんある。こういうコース外の出来事に直面したら、どうやってそれをに対処するかだ。ご存知のように、これまでもそういう状況に出くわしてきたけど、そこから得るものもある。シーズンが開幕したら何かしら起こるかもしれないけど、何か問題があるとは思っていないし、どうなるか見てみよう。そういうところでもたくさんのことを学ぶことができる」 

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン , バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ インタビュー