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開催延期のF1中国GP、日程調整は難航必至「グランプリは開催したいが……」

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開催延期のF1中国GP、日程調整は難航必至「グランプリは開催したいが……」
執筆:
, Grand prix editor
2020/02/13 8:25

F1のチェイス・キャリー会長は、開催延期が決定された中国GPについて、新しい開催スケジュールを調整するのは”チャレンジ”だと認めた。

 FIAとF1は、コロナウイルスの感染拡大が続く中国で行なわれる予定だった第4戦の開催延期を決定した。

 中国GPは開催中止ではなく、状況が改善された場合に備えて代替日程の検討が進められている。しかし今季はF1史上最多の22戦で争われる予定だったこともあり、日程調整は容易なことではない。

 ひとつの案として、11月終わりに中国GPを開催するため、最終戦アブダビGPの日程を変更することも検討されているようだ。

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 バクーで開催されたスポーツイベント主催者のカンファレンスに出席したF1のチェイス・キャリー会長に話を聞くと、中国GPに関する調整は難しいと認めたものの、解決策がすでに十分に検討されているわけではないと述べた。

「それはチャレンジングだ。我々は不測の事態への対処を始めた。しかしすでに日程は決定されているし、かなり埋まってしまっている」

 キャリーはそうmotorsport.comに語った。

「我々は中国というパートナーを大切にしている。彼らは良いパートナーだし、我々は中国において素晴らしい成長を遂げてきたので、グランプリ開催は維持したいと思う。だが人々の健康と安全が第一だ。スケジュールを調整するのは難しいだろう」

「一旦確定した他のレースの日程を変更するのは複雑だが、我々はそれに対処している。全ての可能性を実際に検討したわけではないが、難題だと考えている」

 コロナウイルスの感染は24カ国で4万4000例以上が報告されており、中国での死亡者は1000名を超えた。

 パンデミックの今後が不確実なことから、キャリーはレースのスケジュール変更のプロセスがどう進んでいくかは分からないと話した。

「どうなるかは誰にも分からないと思う。未知の領域にいるんだ」

「いつそれを乗り越えるのか、いつ通常の状態に戻るのか、コントロールできているとは思わない。誰もがリアルタイムで対処している状況で、先に進みすぎるのは難しいと思う」

 F1は4月に中国と国境が接しているベトナムでレースを行なう予定だ。また、開幕戦オーストラリアGPに向けて、多くのスタッフが東南アジアを経由して移動するだろう。

 キャリーは、中国以外でのコロナウイルス感染例は限られているものの、パドック全体にどのような影響が及ぶのか、常に注視していると述べた。

「我々はその問題を認識していると思う。最優先なのは、人々の健康と安全だ」

「現在、我々の知る限り中国以外のほとんどの国では(感染者は)6〜10人ほどのようだ」

「1、2週間で何が起きるか誰にも分からないので、4週間後の状況がどうなっているか話すのは難しい。人々がそれを乗り越えられると信じ、連絡を取り合って起こったことに対処することしかできない」
 
「現時点で我々が知っているのは、中国以外では(感染例が)非常に限られているということだ。しかし、我々も分からないことは分からないんだ」

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シリーズ F1
執筆者 Luke Smith