F1、2020年最新カレンダーを発表。トルコ、バーレーン、アブダビ追加で全17戦
F1は2020年シーズンの改訂版カレンダーを発表し、トルコ、バーレーン、アブダビの3会場のグランプリが開催されることが明らかとなった。
写真:: Rainer W. Schlegelmilch
F1は8月25日(火)にプレスリリースを発表し、2020年シーズンの追加レースについて明らかにした。既報の通りトルコ、バーレーン、アブダビでのレースが加わり、これで計17戦となった。
今季のF1は新型コロナウイルス流行の影響で非常に不確定で流動的なシーズンとなっており、これまでも段階的に開催カレンダーが発表されてきた。7月にオーストリアで開幕した2020年シーズンは11月1日にイモラで行なわれる第13戦エミリア-ロマーニャGPまで開催が確定していたが、この度3会場が新たにカレンダー入りした。
まず、エミリア-ロマーニャGPの2週間後である11月13〜15日に行なわれるのが、インターシティ・イスタンブールパークで行なわれるトルコGPだ。同GPが開催されるのは9年ぶりとなるが、プレスリリースによると開催は「サーキットの承認次第」であるとの但し書きがある。6月29日に更新されたFIAによるサーキットのライセンスリストでは、F1開催に必要な“グレード1”が与えられたサーキットの一覧の中にイスタンブールパークはない。
その後、11月27〜29日と、12月4〜6日には、バーレーンでの2レースが行なわれる。1戦目は『フォーミュラ1 ガルフ・エア バーレーンGP 2020』、2戦目は『フォーミュラ1 ロレックス サクヒールGP 2020』となっている。また、2戦目は通常と異なるオーバルコースのような高速レイアウトで開催されるとの噂もあるが、これについては言及されていない。
そして12月11〜13日には、ヤス・マリーナ・サーキットでアブダビGPが行なわれる。リリースには「この17レースのシーズンを可能としたパートナーたちに感謝の意を示す」と書かれており、例年通りアブダビがシーズン最終戦となるようだ。
なお、F1はこれらのレースで限られた数の観客を入れることを検討しているようだが、あくまで最優先はF1のコミュニティの安全を確保することだとしており、各プロモーターと協力して慎重に検討を進めていく模様だ。
F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは次のように述べている。
「トルコ、バーレーン、アブダビが2020年シーズンに加わることを誇りに思う。今年はF1と世界に前例のない挑戦がもたらされたが、我々はFIAやチーム、そしてパートナーたちといった、F1に関わる全ての人たちに敬意を表したいと思う」
「今年予定していたいくつかのレースを開催することができなかったことを残念に思っているが、我々はうまくシーズンのスタートを切れたと確信しており、これからもファンに伝統的なものだけでなく新しいものも提供して、興奮を与え続けるだろう」
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