フェラーリの“Bチーム”と揶揄されてきたハース、もう批判の声は聞き飽きた? シュタイナー代表「どうでもいい」と意に介さず

ハースのギュンター・シュタイナー代表は、自らのチームがフェラーリのBチームであると批判するコメントは聞き飽きたとして、“壊れたレコード”のようだと表現した。

Kevin Magnussen, Haas VF-22, Carlos Sainz, Ferrari F1-75

 2022年シーズンは特に序盤戦で好調な走りを見せたハースF1。フェラーリと様々な面で提携していることが好調の要因だと批判されることもあったが、ギュンター・シュタイナー代表はそういったコメントを気にも留めていないようだ。

 2021年シーズンは1ポイントも獲得できず、コンストラクターズランキング最下位に沈んだハースF1。しかし彼らは同年のマシン開発を犠牲にして翌年のマシンの開発を進めており、その結果2022年シーズンは開幕戦からケビン・マグヌッセンが5位に入るなど好調なスタートを切った。

 ただハースの好調ぶりはマクラーレンなどその他のチームからは良く思われていなかった。というのもハースはF1参戦開始以降、フェラーリと技術提携を結んでおり、いわゆるフェラーリの“Bチーム”的な立ち位置にいると言われているからだ。

 ハースは技術提携を通して、レギュレーションで許可されているパーツに関してはフェラーリのものを引き継いでいた。ハースはこのような関係性に真の懸念があるのならばどんなチェックも受け入れるとしているが、正式な抗議が出されたことはない。

 シュタイナー代表は、他チームからの非難の声については慣れているとして、同じものが何度も繰り返されるという点で“壊れたレコード”だと表現した。

「調子が良ければ真似事だと言われ、調子が悪ければ何も言われない」とシュタイナーは語る。

「どんどん言ってもらって構わない。前にも聞いたことがあるし、まるで壊れたレコードのようだ」

「私はどうこうするつもりはない。どうでもいいことだ」

 開幕戦でマグヌッセンが記録した5位が結果的にはシーズンのベストリザルトにはなったものの、その後もハースは複数回入賞を記録してコンストラクターズランキング8位に入り、サンパウロGPではマグヌッセンがポールポジションも獲得。おおむね復調を果たしたシーズンだったと言える。

 そしてハースは新たなタイトルスポンサー『マネーグラム』を獲得。経済的な後押しを得ることで、彼らは上限いっぱいまで予算を使えるようになると思われるが、これについてシュタイナーは次のように語った。

「2020年はパンデミックの影響で決して楽な立場ではなかったが、我々は堅実な立ち位置にあると思う」

「一番かどうかと言われるとアレだが、我々は当初から堅実だったと思っている。2016年に参戦を始めた時は予算制限がなかったので、財務状況が安定していても他と比べると(予算額が)低かった」

「しかし今は他と比べても財政的に戦える位置にあると思う。競争力があるというよりは、対等なところにいるのだ」

 
関連ニュース:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F1・ザ・ルーツ:緑から始まり、一周回ってまた緑に……2023年、躍進が期待されるアストンマーチンの原点
次の記事 F1、中国GPの代替レース実現を断念。2023年は全23戦での開催へ

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本