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フェラーリ、好調トルコの再現ならずQ2敗退。ルクレールは“いつもの彼”ではなかった?

フェラーリのスポーティングディレクターであるローレン・メキーズは、2台共にQ2敗退に終わったトルコGPを振り返りコメント。シャルル・ルクレールはいつものような自信を持てていないと語った。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1第14戦トルコGPでは難しいコンディションの中セバスチャン・ベッテルが3位、シャルル・ルクレールが4位に入り、今季最高のポイントを獲得したフェラーリ。しかし迎えた第15戦バーレーンGPの予選ではベッテルが11番手、ルクレールが12番手と共にQ2敗退に終わり、上位のグリッドを獲得することはできなかった。

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 メルセデスが圧倒的な強さを見せているここ数年間においても、ベッテルが2017年、2018年と連勝し、2019年はルクレールとベッテルでフロントロウを独占するなど、バーレーンGPはフェラーリにとって相性の良いサーキットのひとつであった。フェラーリのスポーティングディレクターを務めるローレン・メキーズは、今回チームが予想以上に厳しい週末を過ごしていると語った。

「今週末、我々は競争力という面で一歩遅れていた。そしてQ1序盤の走りから、今回は想像以上に厳しい状況であることが分かった」

「ちょっとしたコース特性の違い、ちょっとした自信のなさ(が原因)だ。今朝の走行(FP3)では昨日より少しはマシになったと思うが、中団グループに加わるのに十分なタイムだったというだけで、実際はその集団の下の方だった」

「ただ、今週末はかなりの接戦だ。Q3進出まであと少しだったし、赤旗の直前にはシャルルがとても良いラップを刻んでいた。今回は厳しい戦いだが、思い通りにいく週末も、反対にそうでない週末もあるものだ。今は明日(決勝)のことに集中している」

 また、今季はルクレールがベッテルに対してパフォーマンス面で差をつけるという場面が多く見られたが、バーレーンGPではむしろベッテルがルクレールのタイムを上回ることが多く、予選でもベッテルの方が前のポジションを手にした。ルクレールが予選でベッテルに敗れたのは、シュタイアーマルクGP、ハンガリーGP、そしてトルコGPに続いて今季4度目だ。

 ルクレールは金曜日と比べて快適にマシンを走らせることができたのか? そう問われたメキーズは、ルクレールがいつもの彼ではなかったと分析した。

「彼に聞けば、おそらくいつも通りではなかったと言うだろう。彼はいつもと同じレベルの自信を持っていなかった」

「我々はチームと共に彼をできる限りサポートし、必要なツール、必要なマシンを与えようとしている。先ほども言ったように少しは進歩があったと思うし、徐々に自信もついてきたように思う。ただ予選では何かが足りなかった。明日の決勝で戦いに加われることを願っている」

 決勝はグリッド6列目に並ぶこととなったフェラーリ勢。本来、このポジションは中団勢でも有利になることが多いグリッドである。なぜなら、Q3に進出したトップ10のドライバーはQ2で履いたタイヤがスタートタイヤとなるため、必然的にソフトタイヤスタートを強いられるケースが多い。これに対してスタートタイヤを自由に選ぶことができ、幅広い戦略を採れるドライバーの中での最上位となるグリッド6列目は、優位なポジションと言えるのだ。

 しかしながら、タイヤの性能劣化が大きく複数回のピットストップが予想される今回のバーレーンGPでは、Q3に進んだ全車がミディアムタイヤでQ2を突破。そのため、11番手以下のドライバーの“うまみ”があまりない状況となってしまった。

 メキーズはフェラーリ勢がグリッド6列目特有の恩恵を受けられないことを認め、レースでは前の10台と同等のペースで走ることが重要だと語った。

「当然のことながら皆ミディアムを選んだ。これは驚きべきことではない。公平だし、大したことではないよ」

「我々は11番手からのスタートだがいつものようなアドバンテージはない。でもそれもゲームの一部だ。明日の我々にとって重要なのは、(前の)グループについていくペースがあるかどうかだと思う。彼らよりも速く、とまでは言わないが、少なくとも同じくらいのね」

「もしそうであれば、今年我々が後方から追い上げた時と同じように、戦略的にもタイヤマネジメント的にも別の可能性を探ることができるだろう」

 

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