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F1アゼルバイジャンGP、フレキシブルウイングの監視に小さなシールを活用。ウイング変形の実態把握へ

FIAは、F1アゼルバイジャンGPでフレキシブルウイングの実態把握に役立てるため、各マシンのリヤウイングに小さなシールを貼るように指示を出した。

Mercedes F1 W12 rear wing detail

写真:: Giorgio Piola

ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

Analysis provided by Giorgio Piola

 F1第6戦アゼルバイジャンGPは、物議を醸しているフレキシブルウイングの検査基準が強化されない、いわゆる”猶予期間”にあたる。同時に、バクー市街地サーキットは低速区間と高速区間が混在するレイアウトとなっており、フレキシブルウイングの実態を観察するには非常に適したサーキットだと言えるだろう。

 FIAは今回のアゼルバイジャンGPのFP1から、高速走行時にウイングがどのようにたわんでいるかをチェックするための”ロケータードット”をリヤウイングに追加するよう、各チームに指示を出している。

 写真のように、各車のリヤウイングには直径10mmのドットシールが12ヵ所に貼られている。このシールはFIAが後方を映すオンボードカメラを使ってウイングを確認する際の基準点として機能し、コース上でウイングがどの様に変形しているのかを観察することができるのだ。

 これはパーツの屈曲やねじれ、変形を確認するために、フロントやリヤのウイングにチェッカー柄のステッカーを貼り、ハイスピードカメラで撮影したりして確認するなど、チームも行なってきた手法だ。

 F1第7戦フランスGPからは、フレキシブルウイングを検出するための対荷重検査の基準が強化される。フレキシブルウイングは、フロントウイングも含めるとほとんどのチームが多かれ少なかれ活用している手法だと言える。

 つまり、FIAが変更を加えれば、ほぼすべてのチームにとって、デザインの再開発という意味でコストがかかることになる。これにより、予定していたアップグレードからリソースを流用しなければならなくなる可能性もあるが、全体的な勢力図に劇的な影響はないかもしれない。

 
 

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Williams FW38 front wing detail with a deflection tester

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Photo by: Giorgio Piola

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