ブラジル予選:ハミルトン、接戦を制しPP獲得。ガスリーQ3進出

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ブラジル予選:ハミルトン、接戦を制しPP獲得。ガスリーQ3進出
2018/11/11 0:38

F1ブラジルGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手だった。

 F1ブラジルGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが0.093秒差の2番手となった。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーの10番手が最上位だった。

 気温23度、路面温度38度というコンディションで始まったブラジルGPの予選Q1。ドライコンディションではあるものの、サーキットの北側からは雨雲が迫っており、いつ雨が降り出すかという状況の中でのセッションスタート時刻を迎えた。

Q1:大混戦の中団争い。14台が1秒差以内に犇めく。終盤には降雨も

 降雨を予想してか、セッション開始直後にほとんどのマシンがコースイン。しかし、トロロッソ・ホンダの2台のみがコースインのタイミングを遅らせた。

 まず最初にタイムを計測したのは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。しかしボッタスのタイムはそれほど良いモノではなく、シャルル・ルクレール(ザウバー)にも先行されてしまった。

 しかし、各車タイムアタックを終えた時点でトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、タイムは1分8秒205。これにキミ・ライコネン(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。

 コースインを遅らせたトロロッソ勢は功を奏さず、ピエール・ガスリー15番手、ブレンドン・ハートレーは17番手で最初のアタックを終えた。

 フェラーリ勢やメルセデス勢は、連続アタック走行。しかし首位フェルスタッペンのポジションは揺るがない。トロロッソ勢も連続走行を行ったが、タイムアップならず。急いでピットに戻ることになった。

 その間にコース各所で降雨の報告が入り始める。そんな中で、セルジオ・ペレス(フォースインディア)やセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)らがペースアップ。トロロッソの2台をQ2進出圏内から押し出す格好となる。

 残り5分というところで、トロロッソの2台がコースイン。ハートレーは15番手に上がった。後方ではガスリーが「雨だ!」と叫びながらアタック。それでもなんとか12番手にポジションを上げた。ハートレーはこれで16番手となってしまう。

 その後雨が強まり、各車ペースを上げられず。結局カルロス・サインツJr.(ルノー)、ハートレー、マクラーレンの2台、ランス・ストロール(ウイリアムズ)がQ1敗退となった。

 一方、ケビン・マグヌッセン(ハース)が5番手でQ1を通過した中で、7番手ダニエル・リカルド(レッドブル)から20番手ストフェル・バンドーン(マクラーレン)までが1秒以内の差に犇めくという、大接戦となった。

Q2:フェラーリ、ソフトタイヤでQ2通過。ルクレールも奇跡的アタック

 雨が近づくホセ・カルロス・パーチェ・サーキット。しかし、雨脚は一気には強まらず、まだそれほどコースが濡れていない状況でドライタイヤでのアタックを行おうと、セッションスタート前からピットレーン出口には多くのマシンが並んだ。全車、新品のスーパーソフトタイヤを履いてコースインである。

 そんな中、ギャンブルに出たのはキミ・ライコネン(フェラーリ)である。ライコネンはスーパーソフトでコースに出たものの、1周しただけでピットイン……ソフトタイヤを装着して再びコースインしていった。ベッテルもライコネンの動きに倣いソフトタイヤに交換することとなった。

 そんな中、ボッタスが首位に立ち、ハミルトンが2番手とメルセデスが1-2。フェルスタッペンとリカルドのレッドブル2台がこれに続いた。

 このトップ2チームに続いたのは、ザウバーのマーカス・エリクソン。そこから僅差でガスリーが続いた。

 ソフトタイヤを履いたフェラーリが大正解。ベッテルは2番手、ライコネンが5番手に飛び込んだ。その後レッドブル勢、メルセデス勢もソフトタイヤでアタックしたが、タイムアップならず。その間に雨脚が強まってしまう。

 結局フェラーリ勢は大ギャンブル成功。決勝をソフトタイヤでスタートする権利を手にした。

 なお最後の最後で奇跡的なアタックを見せたのは、シャルル・ルクレール(ザウバー)である。セッション最終盤に、ノックアウト圏内外のドライバーがコースイン。雨の影響もあって軒並みタイムを伸ばせない中、ルクレールだけが一気にペースアップ。11番手から8番手までジャンプアップし、マグヌッセンをQ3進出圏外に追いやった。

 結局トップ3チームの他、ロマン・グロージャン(ハース)、ザウバーの2台、ガスリーがQ3に進出。マグヌッセン、フォースインディアの2台、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)がここで脱落となった。

 なおハミルトンは、シロトキンやライコネンのアタックを妨害してしまったシーンがあり、ペナルティを科せられる可能性がある。

Q3:トップ4は超接近戦。ハミルトンがポールポジション獲得

 雨脚が収まったため、各車タイミングを見計らってコースイン。セッション残り10分を切った段階で全車がコースに入った。

 トップ3チームとエリクソンは、新品のスーパーソフトタイヤを装着。その他は中古タイヤでのコースインとなった。

 そんな中、ライコネンが1分7秒456でトップに立つが、ベッテルがこれを上回って1分7秒374とした。ただ、ハミルトンがこれを上回り、1分7秒301で最初のアタックを首位で終えた。ただ、ハミルトンとベッテルの差は0.073秒。ボッタス、ライコネンも僅差である。

 残り2分というところで、全車が再びコースイン。ポールポジションを懸けた最後のアタック合戦が始まった。

 ボッタスはタイムアップならず。しかしハミルトンは自身のタイムを僅かに更新し、1分7秒281とする。ベッテルも速さを見せたが、最初のアタックを超えることができず、0.093秒差の2番手となった。

 結局ハミルトンがポールポジションを獲得。以下ベッテル、ボッタス、ライコネンというトップ4となった。1位から4位までの差は、僅かに0.175秒だった。

 以下フェルスタッペン5番手、リカルド6番手。レッドブル勢はトップ2チームに若干差をつけられた印象だ。エリクソンは7番手と好位置を確保した。ルクレール、グロージャンと続き、ガスリーは10位で予選を終えた。

 ただハミルトンが進路妨害でペナルティを取られるのか? そして、ソフトタイヤでスタートする権利を手にしたフェラーリのアドバンテージはどうなるのか……非常に気になるところだ。

→F1第20戦ブラジルGP予選結果

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シリーズ F1
イベント ブラジルGP
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