F1 オランダGP

オランダGP予選のトラフィック・パラダイスをドライバーら懸念。「悪夢になるだろう」との声も

F1第14戦オランダGPがザントフールト・サーキットで開催されているが、ドライバーからは予選ではトラフィックの影響で“悪夢”のような状況になるかもしれないと懸念の声があがっている。

Matt Kew

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編集: 2023/08/26 12:24

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Esteban Ocon, Alpine A523, Carlos Sainz, Ferrari SF-23, Sergio Perez, Red Bull Racing RB19

 2021年にザントフールトで復活し、今年で3年目を迎えているF1オランダGP。25日に開幕を迎えているが、ドライバーからはトラフィックが予選に及ぼす影響を懸念する声があがっている。

 ザントフールトはF1のカレンダーの中では、モナコについで2番目に全長が短い約4.3kmのコース。そのため全20台のマシンがコースに向かうと、それだけでコース上での余裕は少なくなってしまう。

 25日のフリー走行でも、既にドライバーからはライバルにブロックされたという不満の声が挙がっており、いくつかインシデントも発生している。ハースのニコ・ヒュルケンベルグが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の走行を妨害したとされつつも、ペナルティには至らなかったモノなどは、その一例だろう。

 しかし2日目の予選に向けて、こうした問題はさらに表面化してくる可能性をドライバーは指摘している。FP2でトップタイムとなったランド・ノリス(マクラーレン)は、Sky Sportsに対して次のように語った。

「すでにかなり混沌としているし、予選は簡単なモノにはならないだろうなと思っている。今日も多くのひとがブロックされたりしていて、混乱が起こっているからね」

「ここはとても1周が短いから、普段よりも悪い状況だ。高速コーナーがラップの最後にあるのも難しくしている」

 また周冠宇(アルファロメオ)は初日の“クレイジー”な経験から、予選が悪夢と化す可能性を予見していると話した。

「悪夢になるだろうね!」と周は言う。

「今日の僕の走りから既にクレイジーだったと思う」

「高速なところだけじゃなく、前にクルマがいると風の影響で少し乱れてしまうんだ」

「特にターン12は他の年のようにメンタルに来るモノになるだろう。ミスが無いことを祈ってるよ!」

 なおチームメイトのバルテリ・ボッタスは、ザントフールトの流れるような性質や分かりやすいストレートを欠いていることから、アタックに入って後方から接近するマシンを避けるのは難しいこともあると語った。

Valtteri Bottas, Alfa Romeo C43, Charles Leclerc, Ferrari SF-23

Valtteri Bottas, Alfa Romeo C43, Charles Leclerc, Ferrari SF-23

Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images

「ここは難しいよ。短いコースでマシン同士のスペースがあまりないし、後方の速いクルマから逃れるのがほとんど不可能だ」

 ボッタスはそう語る。

「ラインを外すとかなり埃っぽくて、実際に取ることのできる適切なラインはひとつだけだ」

「トラフィックにしても、誰かがプッシュしていてそれを避ける必要がある時に、(タイヤに)汚れを集めてしまうのはかなり大変だ。タイヤを綺麗にするのにコーナーを結構通過する必要があるからね」

「ここで言えることのひとつに、ターン3のあとは狭くて常にどこかで曲がっているというということがある。場所によっては、ラインから外れるのがほぼ不可能なところもあるんだ」

 またアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は予選でのトラフィックを緩和するために、ドライバーをいくつかのグループに分けるべきだという考えを示している。

「大変だよ。常に問題になってきたことだ。ドライバー達がしばしば予選用にグループを分けることを要求していたけど、僕もそう思う。モナコやここや、レッドブルリンクなんかではね」

「状況を落ち着かせるために、Q1に向けてグループAとBに分けるのは良いだろう。タイヤのためにクールダウンラップが必要だけど、そのためにトラフィックも多く出てくる」

「クールダウンラップですら、気を抜けないんだ」

 

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