F1ドライバー、開幕戦で”グロッキー”に? サインツ「間違いなく首が厳しい」
カルロス・サインツJr.は、F1のシーズンが再開した最初のレースで、ドライバーたちは首の痛みに悩まされることになると考えている。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、F1のレースは少なくとも7月まで延期・中止となることが既に決まっている。結果として、ドライバーたちはバルセロナで2月に行なわれた開幕前のテスト以来、4ヵ月以上実車をドライブすることができないということになる。
世界的に外出自粛が求められている中、ドライバーたちは自宅でワークアウトを続け体調を維持しているが、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、レース中に首にかかる負荷に耐えられるよう、トレーニングで十分な準備を整えることはできないと話した。
「長い間F1マシンを運転できないと、特に首に大きな影響が出る」
「家でどれほどトレーニングしても、F1マシンが生み出すGフォースを再現するのは不可能だ」
「今季最初のレースに選ばれるサーキットは、何ヵ月もクルマに乗っていなかったドライバーがどれだけ苦労するかに大きな影響を与えるだろう。とても厳しいチャレンジになるはずだ」
「今のところ、延期・中止となっていない最初のレースは、オーストリアGPだ。そこ(レッドブルリンク)は特に厳しいサーキットのひとつというわけではないが、高速コーナーでは苦しむことになるだろう」
「開幕戦がハンガリーかシンガポールになった場合、レースが終わる頃には多くのドライバーが倒れる寸前になると保証する」
「グランプリ中に身体が受けるストレスを想像することはできないと思う。F1マシンをドライブする上で適したトレーニングは、F1マシンをドライブすることだけなんだよ」
サインツJr.はレースが再開した際、F1はスタッフと訪れる国の人々に必要なすべての安全対策を講じる必要があると主張した。
「F1とチームは、スタッフの移動を特に注意する必要があると思う」
「あらゆることに対して安全がしっかり保障されていなければ、僕たちを移動させてはいけない。世界を周る僕たちも、訪れた国の人々にとっても大事だ」
「僕はできるだけ早く通常の状態に戻りたいけど、代償を払うつもりはない。最近、ドライバーは主にGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション:F1における選手会組織)を通じて、FIAやFOM(フォーミュラワン・マネジメント)と接触している。まだ何も決まっていないけど、レース再開に向けていくつかのアイデアが検討されることは知っている」
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