F1、上海での中国GP開催契約を2025年まで延長「状況が許せばすぐにカレンダーに復帰する予定」
F1は、2022年のカレンダーには含まれていないものの、中国GPを上海で開催する契約を2025年まで延長したことを発表した。
写真:: Steve Etherington / Motorsport Images
F1は、上海で開催されてきた中国GPの開催契約を2025年まで延長したことを発表した。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、2019年の4月を最後に開催できていない中国GP。渡航制限がいまだに厳しいことから、F1は2022年も開催を見送ることを決定している。
そうした状況にあるにも関わらず、F1は以前から中国でのレース開催継続を公言しており、今回正式に契約延長に合意したことを発表した。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは次のように述べている。
「2025年まで上海でレースを行なうという合意を発表できるのは、中国のファンにとって素晴らしいニュースだ」
「プロモーターであるJuss Sports社とのパートナーシップは非常に強固であり、今後も長期的なパートナーシップを継続できることを楽しみにしている」
「パンデミックの影響で2022年のカレンダーに中国を加えることができなかったのは残念だが、中国は状況が許せばすぐにカレンダーに復帰する予定だ」
中国では、2004年に上海で初めてレースが開催されて以来、F1の人気が高まっている。F1は2022年にマイアミGP初開催するなど、アメリカでの存在感を高めることに注力してきたが、アジア市場がF1チームやスポンサーにとって重要であることも十分に認識している。
近年、中国GPはカレンダーの早い時期に開催されている。渡航制限が緩和されれば、2023年にカレンダーに復帰する可能性もある。
F1は2022年のカレンダーを23戦にすると発表している。だが、それ以上のレース拡大には消極的であり、中国GPがカレンダーに復帰することにより、F1はどのレースを犠牲にするかという難題に直面する可能性もある。
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