【F1】F1チーム、難しくなった追い抜きを懸念。議論の可能性も

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【F1】F1チーム、難しくなった追い抜きを懸念。議論の可能性も
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2017/04/06 2:54

各F1チームの代表は、オーバーテイクに関する問題が解決しない場合、話し合いの場を設ける必要があると話した。

Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Felipe Massa, Williams FW40, Lance Stroll, Williams FW40
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W08
Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
Fernando Alonso, McLaren MCL32, leads Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Esteban Ocon, Force India VJM10

 2017年からF1のレギュレーションが新しくなり、マシンはより速く、そしてよりエキサイティングなものになった。しかし一方で、追い抜きが難しくなるという不安が残り、実際にオーストラリアGPでのオーバーテイクはごくわずかなものだった。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、リバティ・メディアの考えも盛り込まれたこの新しいレギュレーションのおかげで、F1は面白いものになったが、オーバーテイクに関する問題を話し合う必要があることを認めた。

 ウルフはmotorsport.comに対し、「興味深い局面を迎えている」と話した。

「ひとつ残らず、すべてのことを調べる必要がある」

「我々にはエキサイティングなマシンコンセプトがある。しかし、オーバーテイクに関する問題が残っている」

「今後の数レースがどうなるのか見てみよう。もし調整が必要であれば、我々はみな議論に応じるつもりだ。今は興味深い状況だと思う」

 ルノーF1チームでマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、特にオーバーテイクの状況について関心を示しており、マシンコンセプトをより良いものにするために、チーム同士で協力する必要があると考えている。

「オーバーテイクはF1の一部だ。だから昨年より速い今年のマシンでもオーバーテイクは可能であるべきだ。だが一方で、何が起きるのかはわからない」

「率直に言えば、ピットではあらゆることが起こりうる。タイヤはとても厳しくなるし、1ストップ作戦を取ることになる可能性もある」

「この件に関してがっかりしたくはないが、新しいF1は全員にチャレンジを与えている。どうやってそれに対処するか考えなければいけない。おそらく我々はチームとして、そしてひとつのスポーツとして、これを解決できていない」

「ひとつのスポーツとして、我々はどうやって今のフォーマットを最大限に利用するするのかを考えなければいけない」

 またレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今はオーバーテイク問題について考えることを控えたいと考えており、レースから得られるものもあると考えている。

「もう2、3レース見てから、この問題の判断を下す必要があると思う」

「歴史的に見ても、オーストラリアでのオーバーテイクは多くない」

「判断をする前に、(オーストラリアよりも)オーバーテイクが容易な中国かバーレーンまで待ってみよう」

「ドライバーが、レース中に常にプッシュできたのはポジティブな要素だ。大規模な燃料やタイヤのセーブが必要なかったというのはとても良いことだと思う」

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース