【F1】F2を戦うローランド、オランダのイベントでルノーF1をドライブ
F2に参戦しているオリバー・ローランドは、来月オランダのアッセンで行われるレーシングイベントでルノーのF1マシンをドライブすることになった。







オランダのTTサーキット・アッセンで行われるガンマ・レーシングデーで、現在FIA F2選手権にダムスから参戦しているオリバー・ローランドが、ルノーのF1マシンをドライブすることがわかった。
最近、ルノーがロバート・クビサのF1復帰に向けた評価をするために行ったプライベートテストの際に使われたロータス(現在のルノーの前身)の2012年型マシン、E20をルノーワークスカラーにペイントしたモノが走行に使われる。
今シーズン、モナコでF2初勝利を挙げたローランドはルノーの開発ドライバーであり、オランダのイベントではレギュラードライバーのニコ・ヒュルケンベルグとシートを分け合うことになる。
今回のチャンスについてローランドは「F1マシンをオランダの10万人のファンの前でドライブするなんて、本当にエキサイティングだ」と語った。
「僕は今回のチャンスを、F1に参戦するという僕の夢を実現するための、正しい一歩だと考えている」
ローランドにとって、今回の走行がF1マシンを初めて体験する場だというわけではない。彼は2011年にマクラーレン・オートスポートBRDCアワードを受賞したご褒美として、翌年マクラーレンでF1を初テストしている。また、2015年のフォーミュラ・ルノー3.5をシーズン中盤までリード(その後チャンピオンを獲得)していたご褒美として、その年のシルバーストンでレッドブルF1マシンのデモ走行を行っている。
ローランドがドライブを担当するのは8月5日。その翌日はヒュルケンベルグがステアリングを引き継ぐ。
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | オリバー ローランド |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Jonathan Noble |