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フェラーリ、ベルギーGPでリヤサスペンションをアップデートへ。アジャスト時間少ないスプリント開催を恐れず

フェラーリは、フリー走行が1時間しかないスプリント開催のF1ベルギーGPでリヤサスペンションをアップデートすることを決断した。

Charles Leclerc, Ferrari

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写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

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 フェラーリは、スプリント開催となるF1ベルギーGPで2台のSF-25に新型リヤサスペンションを投入することを決定したようだ。

 フェラーリはオーストリアGPでフロアやディフューザーをアップデートし、7月16日(水)にイタリアのムジェロ・サーキットで実施されたフィルミングデーでは、アップデートパッケージの最後のピースであるリヤサスペンションのテストを行なった。

 通常、フリー走行が1回60分しかないスプリント開催のレースは、アップデートを実施するのに向かないが、事前に試していたこともあって投入が決断されたようだ。

 サマーブレイクまでのベルギーGPとハンガリーGPで、シーズン後半戦に臨むマシンのポテンシャルを解き明かす一方で、ロイック・セラ率いる開発陣は、コードネーム678と呼ばれる来季マシン開発に専心することになる。

 新しいリヤサスペンションはCFDで慎重な評価テストが行なわれ、1周0.1秒ほどのゲインがあると見られているが、フィルミングデーでドライバーはほとんど違いが感じられなかったという。

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写真: Motorsport.com

 これでアップデートの効果を否定的に捉える人もいるかもしれないが、フィルミングデーの走行は実走行データを標準仕様と比較し、設計上の欠陥が修正されたかどうかを確認する上で理想的だった。

 マシンのセットアップは固定されており、タイヤはデモ用だったため、ドライバーが快適に感じるような状況ではなかったのだ。

 エンジニアたちが探していた答えは、アップデートによってブレーキング時にリヤエンドがどのように動くかということだった。そしてテレメトリのデータでは最も重要なポイントでの改善が認められた。

 具体的には、ブレーキング時にリヤエンドが持ち上げられる傾向が軽減され、急激なダウンフォースのロスを回避することができたようだ。このロスは、コーナー進入時のパフォーマンスを下げるだけでなく、タイヤをうまく使う上でも障害となっていた。

 また、SF-25の明確な課題である高速コーナーでの安定性向上も目標だった。ドライバーはパフォーマンスに大きな違いを感じなかったものの、数値はポジティブな傾向を示していた。

 ベルギーGPでもサスペンションが期待通りに機能すれば、フェラーリはこれまで特定の条件下でしか発揮できなかったポテンシャルを解き放つことができるようになるだろう。

 スプリント開催がアプローチを複雑にするものの、土曜日のスプリントレース後にはパルクフェルメが開放されるため、マシンのセッティングを調整する絶好の機会となる。

 マシンのセッティングがこれまでよりも極端なモノではなくなることで、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはドライコンディションでのラップにより自信を感じられるようになると期待されている。

 これまでのセッティングでは、たびたびルクレールが限界を超えてしまい、ミスを犯してしまっていた。

 レースでも、特に燃料による負荷の変動に対して予測不可能な反応が少なくなり、より直線的でクリーンなドライビングスタイルが可能になるはずだ。

 これらすべてがすぐに大きなパフォーマンス上の優位性につながるわけではないかもしれないが、ハミルトンとルクレールはSF-25に対してより大きな自信を持つことができるようになる。それにより、フェラーリは一歩前進することができるだろうと見られている。

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