速報ニュース

F1 バルセロナ シェイクダウンテスト

アクティブエアロに“第3のモード”。フェラーリがバルセロナで雨バージョンのフラップ可動をテスト

ウエットコンディションとなったバルセロナテスト2日目では、フェラーリがアクティブエアロの第3のモードを評価する機会を得た。

Giacomo Rauli

Giacomo Rauli

公開日時: 2026/01/29 3:00

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

写真:: Formula 1

 バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで非公開で行なわれている5日間のF1シェイクダウンテスト。その2日目は雨の影響もあってフェラーリとレッドブルの2チームしか走行しなかったが、分析材料は豊富であり、フェラーリはアクティブエアロの新要素をテストした。

 各チームはシェイクダウンテスト5日間のうち3日間だけ参加できることになっており、フェラーリは2日目から登場した。これが今季初の本格走行ということもあって、まず午前中は新車SF-26のデータ収集と走行距離の確保に集中。生憎の雨に見舞われたが、シャルル・ルクレールはウエットタイヤで周回を重ねる中、2026年の技術的新要素のひとつである“パーシャル・アクティブエアロ・モード”のテストを実施した。

 アクティブエアロは、2011年から2025年まで使用されていたDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の後継的存在であり、空気抵抗を減らすことでストレート走行時の空力効率を高め、最高速の向上とハイブリッドシステムのエネルギー消費削減を狙ったものとなっている。

 当初はこのアクティブエアロをオンにするかオフにするかの2択のみになると想定されていたが、現在では第3の状態が追加されている。バルセロナのメインストレートでルクレールが評価したこのパーシャル・モードでは、リヤウイングのフラップが通常通り閉じている一方で、フロントウイングの第2・第3エレメント(フラップ)が可動する。

 この第3のモードは、昨年12月にまとめられた最新のレギュレーション草案の一部として導入された。それ以前の規則では、ウエットコンディションではアクティブエアロの使用自体が認められていなかった。

 このモードが追加されたことには主にふたつの理由がある。

 まずひとつ目は、ストレートでフルダウンフォース状態のまま走行するとエネルギー消費が大きくなり、バッテリー切れを起こす懸念が残っていたことだ。これはレースの見栄えを損ね、批判の的になる可能性があった。

 もうひとつの大きな懸念は、昨年相次いだスキッドブロック摩耗過多による失格問題だ。特に、ラスベガスGPでのマクラーレン勢ダブル失格は記憶に新しい。

 ストレートでのダウンフォースレベルが高いと、マシンの底面にあるスキッドブロックが擦れてしまうリスクが高まる。そのため第3のアクティブエアロモードが検討されるに至ったのは自然な流れと言える。

関連ニュース:

 

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1新車”雑感”解説2026「アウディR26」ついにF1にやってきた巨人……オーソドックスに見えるデザインの真価に注目

次の記事 開発遅れでテスト欠席のウイリアムズ、重量大幅オーバーのウワサ否定「テスト参加はできたが……」

More from

Giacomo Rauli



ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」

F1

F1

シンガポールGP

22 日前

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」



ルクレール、初日トップ発進も鍵はやっぱり路面?「今後のコンディション変化を予測することが重要」

F1

F1

バーレーンGP

1 ヵ月前

ルクレール、初日トップ発進も鍵はやっぱり路面?「今後のコンディション変化を予測することが重要」



フェラーリ、アゼルバイジャン初日苦しむ「マシンバランスとタイヤに苦戦。やるべきことは多い」とバスール代表

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 ヵ月前

フェラーリ、アゼルバイジャン初日苦しむ「マシンバランスとタイヤに苦戦。やるべきことは多い」とバスール代表

More from

シャルル ルクレール



F1分析|フェラーリ、メキシコで勝利逃す……ピットストップ戦略は正しかったのか?

F1

F1

メキシコシティGP

10 時間前

F1分析|フェラーリ、メキシコで勝利逃す……ピットストップ戦略は正しかったのか?



ハミルトン、メキシコシティGPで勝利を逃し憤慨。ルクレールを猛非難「簡単に1-2フィニッシュできたはずだ……彼と話し合うけど、効果あるかな」

F1

F1

メキシコシティGP

11 時間前

ハミルトン、メキシコシティGPで勝利を逃し憤慨。ルクレールを猛非難「簡単に1-2フィニッシュできたはずだ……彼と話し合うけど、効果あるかな」



フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」

F1

F1

メキシコシティGP

22 時間前

フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」

More from

フェラーリ



ハミルトン、優勝逃す大きな要因となったチームメイトバトルに不満露わ「真剣な話し合いが必要」

F1

F1

メキシコシティGP

1 日前

ハミルトン、優勝逃す大きな要因となったチームメイトバトルに不満露わ「真剣な話し合いが必要」



オーバーテイクはほぼ不可能? 3番グリッドのルクレール警戒「最初の数コーナーで結果が決まるかも」

F1

F1

メキシコシティGP

2 日前

オーバーテイクはほぼ不可能? 3番グリッドのルクレール警戒「最初の数コーナーで結果が決まるかも」



ハミルトン、フェラーリ移籍後初のPP獲得! 41歳ポールシッターはマンセル以来「今でもこの仕事が大好きだ」

F1

F1

メキシコシティGP

2 日前

ハミルトン、フェラーリ移籍後初のPP獲得! 41歳ポールシッターはマンセル以来「今でもこの仕事が大好きだ」

最新ニュース



“セリカ”復活! 2チーム2車種で参戦! トピック満載のトヨタWRC。「背伸びをした」豪華体制の裏に新規則WRCを盛り上げたいという思い

WRC

WRC WRC 9 時間前

“セリカ”復活! 2チーム2車種で参戦! トピック満載のトヨタWRC。「背伸びをした」豪華体制の裏に新規則WRCを盛り上げたいという思い



F1分析|フェラーリ、メキシコで勝利逃す……ピットストップ戦略は正しかったのか?

F1

F1 F1

メキシコシティGP

10 時間前

F1分析|フェラーリ、メキシコで勝利逃す……ピットストップ戦略は正しかったのか?



今週末のサンパウロGPは雨の可能性も? ホンダF1折原エンジニア「激しい雨も想定して準備中」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

10 時間前

今週末のサンパウロGPは雨の可能性も? ホンダF1折原エンジニア「激しい雨も想定して準備中」



WRC復帰決定のロバンペラ、サーキットレース挑戦は完全終了ではない? 本人とトヨタは今後に含み持たせる

WRC

WRC WRC 11 時間前

WRC復帰決定のロバンペラ、サーキットレース挑戦は完全終了ではない? 本人とトヨタは今後に含み持たせる

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録