




中国GPの金曜日は、悪天候による視界不良で、サーキットから約40km離れた病院までメディカルヘリコプターを飛ばすことができず、FP2ではドライバーは走行できなかった。
FIAのレギュレーションでは、救急車でドライバーを搬送する場合は20分以内に病院に到着しなければならないと定められている。しかし金曜日はそれが保証できなかったため、走行をキャンセルするほかなかった。
FIAの尽力により、救急搬送手段が複数用意され、中国GPの決勝は予定通り行うことになった。またこれにより、救急車が20分以内に到着することができる瑞金病院に脳神経外科のスタッフを配置することになった。
日曜日の朝、FIAは以下のような声明を発表した。
「瑞金病院はサーキットから約5kmのところにあり、救急車でも10分で到着する。予測されるほとんどの状況に対応出来る病院だが、脳神経外科がなかった」
「しかし日曜日には特別な手配がなされ、華山病院から瑞金病院へ脳神経外科のチームを送ることになった」
「昨日の午後、FIAのメディカルチームは瑞金病院を監査した。その結果、どのような天候でも瑞金病院へのアクセスは容易であり、必要とされる治療を提供できることが明らかになり、満足のいく用意ができた」
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シリーズ | F1 |
イベント | 中国GP |
ロケーション | 上海国際サーキット |
執筆者 | Jonathan Noble |
【F1】FIA、サーキット近郊の病院に脳神経外科スタッフを配置
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