フェルスタッペンと接触のハミルトンに浴びせられる人種差別的批判。F1、FIA、メルセデスが”強い言葉”で非難

F1とメルセデスF1チームは、イギリスGP後にルイス・ハミルトンがSNS上で受けた人種差別的な批判を、強く非難する声明を発表した。

フェルスタッペンと接触のハミルトンに浴びせられる人種差別的批判。F1、FIA、メルセデスが”強い言葉”で非難

 F1とメルセデスF1チームは、イギリスGPの決勝レース終了後にルイス・ハミルトンがソーシャルメディア上で受けた人種差別的な批判コメントに対して、非難する声明を発表した。

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 日曜日に行なわれたF1イギリスGPの決勝レース。ハミルトンはスタート直後に、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとサイド・バイ・サイドの激しい戦いを繰り広げることになった。

 しかし両者は、高速のコプス・コーナーで接触。フェルスタッペンはコントロールを失い、タイヤバリアに激しくクラッシュ……その場でリタイアすることになった。その衝撃は51Gにも及んでおり、フェルスタッペンは病院に搬送され検査を受けたものの、問題はなかったとして同日夜に退院している。

 一方のハミルトンは、走行を続けることができたものの事故の責任があるとして、10秒のタイム加算ペナルティを受けた。ただハミルトンは、ペナルティを消化した後首位を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)を猛追。残り2周というところでオーバーテイクに成功し、8回目のイギリスGP優勝を手にした。

 しかしハミルトンのフェルスタッペンとの接触については、大きな論争を巻き起こすことになった。レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、ハミルトンのドライビングに激怒し、レース出場停止を検討するべきだと指摘した。またフェルスタッペン自身も、病院滞在中に自身のSNSを更新し、ハミルトンが勝利した後に大はしゃぎしていたことを「無礼」と非難。その論争を加速させた形となった。

 この事故が起きた後、メルセデスの公式SNSの返信欄には、人種差別的な投稿が相次いで送信された。この行動については容認できないと、F1やFIA、そしてメルセデスF1チームが、月曜日の朝に声明を発表した。

「イギリスGPのレース中とその後、ルイス・ハミルトンはソーシャルメディアで複数の人種的差別な嫌がらせに晒されることになった」

「F1、FIA、メルセデスAMG ペトロナスF1チームは、このような行動を可能な限り強い言葉で非難する。これらの人々は、我々のスポーツに参加するべきではなく、責任ある人々は、彼らの行動に対して責任を問われるべきだと我々は強く求める」

「F1、FIA、ドライバー、チームは、より多用で包括的なスポーツの構築に取り組んでいる。このような容認できない嫌がらせの事例について、排除する必要がある」

 

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