【F1】FP1のトラブルでアロンソ憤慨。サーキットを離れたとの情報も
アロンソは、FP1のアウトラップでまたもマシントラブルに見舞われた。この出来事に憤慨し、アロンソはサーキットを離れたとの情報もある。

またもパワーユニットトラブルに見舞われたマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、進歩を見せられるようにチームは努力しなければならないと話した。
アロンソは、ピットを出た直後にターン3の出口でリヤタイヤをロックし、白煙を上げながらスナップした。
今回アロンソが搭載していたパワーユニットは、オーストラリアGPと中国GP、さらにバーレーンGPのフリー走行でも使用していた。それゆえパワーユニットを交換しても、ペナルティを受けることはない。
パワーユニットや交換するエレメントは、ダメージを負ったパーツ次第ではあるが、TC(ターボチャージャー)とMGU-Hは、パワーユニット全てを交換すると、シーズン中に投入が許されている最後の4基目を投入する可能性もある。
マシンを降りたアロンソは、サーキットを去ったとみられている。
ホンダは、オイル漏れがトラブルの原因であると発表し、このトラブルに関しては現在調査中とのことだ。
またFP2に向けてパワーユニットを交換することになるといい、チームはアロンソがコクピットに戻るのを期待している、なおバッテリー(エナジーストア)やコントロール・エレクトロニクス、内燃エンジンは交換されないようだ。
受け入れ難い信頼性の低さ
前回のロシアGPではレースをスタートすることができなかったアロンソだが、これまでホンダに対し早急に信頼性を高めるよう要求しており、そして今回の母国レースを迎えている。
アロンソは、「僕たちは進歩を見せられるよう努力しなけれないけないし、2台揃ってレースをフィニッシュしたい。マイレージも稼ぎたい」と話していた。
「今シーズンの残りのレースに向けて、いくつかのものを導入する必要があった。そうやって今週が始まった。このレースが僕たちにとっての新たなチャンピオンシップの幕開けとなることを願っている」
ロシアGPでの出来事について尋ねると、アロンソは次のように答えた。
「ソチでは何が起きたのか、本当にまだわからない。フォーメーションラップでERSにトラブルがあった」
「フォーメーションラップ中に何度も再スタートしようとしたけど、最終的にはスタートできなかった」
「僕にとって本当に、本当に最悪だった。チームにとっては、ストフェル(バンドーン)がバーレーンでスタートできなくて、ロシアでは僕がそうなった。本当に受け入れ難いし、僕が話したように、信頼性の面でも努力しなければいけない。そして願わくば、2台揃ってレースをフィニッシュしたい」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | スペインGP |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Jonathan Noble |