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2021年のF1新規則、10月末の決定に向け最終局面に。16日にパリで最後の会議

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2021年のF1新規則、10月末の決定に向け最終局面に。16日にパリで最後の会議
執筆:
2019/10/15 9:30

F1における2021年版レギュレーションの決定に向け、10月16日にパリで会議が行われる。

 2021年に大幅なレギュレーション変更が予定されているF1。その詳細は10月31日(木)までに決定されなければならず、関係者が面と向かって議論を行う最後の機会として、16日(水)にパリで会議が行われる。

 規則変更について議論するこの会合は、これまでに3回開催されてきた。16日の会議にはFIA、各F1チーム、F1オーナーのリバティ・メディア、そしてGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)、それぞれの代表者が出席する模様だ。

 先日行われた日本GPの期間中にも、それに関連した会議が2回行われた。その内の1回ではスポーティングレギュレーションの詳細についてチーム代表らが議論。主にカーフュー(作業禁止時間)の見直しなどについて話し合われた。もう一方の会議ではチームの戦略家たちが出席し、現在検討されている予選レースのシミュレーション結果が発表された。

 また、いくつかのビッグチームは2021年に向けた構想、特に標準パーツの導入について難色を示しているようだ。一方で、マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、現代のF1はコストがかかり過ぎていると感じているという。

「いくつかのレギュレーション(の草案)が実際にEメールで私の元に届いた」とブラウンは語った。

「F1の未来がどうなるかについては、(会議のある)来週にはバランスが取れ、10月中には最終決定されるはずだ」

「F1には抜本的な改革が必要だと思っている。ファンに素晴らしいショーを見せることが、モータースポーツが何よりも先に取り組むべきことだ。我々が現在費やしている大量の資金が全く活かされていない」

「このスポーツには世界中の多くのファンがいて、たくさんのスポンサーやプロモーター、マニファクチャラーがいる。F1での支出は多すぎるし、もっと接近した予測不能なレースにする必要がある」

「今F1は正しい方向に向かおうとしていると思う。抜本的な改革が必要だし、それは2021年に実現すると確信している」

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットも、水曜に行われる会議が極めて重要なものであることを認めた。

「非常に重要だ。なぜなら新たな投票が行われる10月31日までに、これ以上の会議はないからだ」とビノットは語った。

「まだまだ未確定なものが多く、議論もまだ進行中だ。だから結論がどうなるのか、現時点で話すのは非常に難しい」

「チーム同士、またはチームとF1、あるいはチームとFIAの間で様々な利害関係がある。我々フェラーリはF1を代表するチームのひとつだと思っているし、発言権も持っているので、フェラーリとしての役割を果たしたいと考えている」

 こう話したビノットだが、2021年に向けての議論では拒否権を行使するつもりはないことを強調した。

「それ(拒否権の行使)は本当に恥ずかしいことだ。そういったことは一切するべきではないと思う」

「関係者との間では開かれた良い議論が行われている。だから最終的には適切な妥協案が見つかると期待している」

 レーシングポイントのオットマー・サフナウアー代表は、次の会議では合意すべき点が数多くあると語った。

「まだ多くのものが宙に浮いた状態だ」とサフナウアーは表現した。

「パリでの会議が終われば、多くのことが見えてくると思う。でも現時点ではまだ議論の行方は分からない」

「できることならば、全員が意見を出して、全員が納得できる結論に達するべきだと思っている」

「(10月)31日を過ぎても変更を加えることはできると思うが、少なくとも31日には世界モータースポーツ評議会(WMSC)で何らかの投票をしなければいけない」

 サフナウアーはまた、FIAとF1によって提案されたいくつかのアイデアが実現に至らなかったことを明かした。

「コストキャップ、収益の分配など、物事は良い方向に進んでいるが、小規模チームが望むレベルには達していない。おそらく妥協を強いられることになると思う」

「ビッグチームがこれ以上望むことは何もないだろう」

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この記事について

シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper