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【F1】GPDA会長のブルツ「F1は再びホンモノになった」

ドライバーに挑戦と喜びを与える2017年マシンのおかげで、F1は”ホンモノ”に戻ったと、GPDA会長のアレキサンダー・ブルツは喜んでいる。

【F1】GPDA会長のブルツ「F1は再びホンモノになった」
Alexander Wurz, Williams F1 Team
Alexander Wurz, Williams F1 Team
Alex Wurz, Williams Driver Mentor / GPDA Chairman
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Max Verstappen, Red Bull Racing RB13, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, leads Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-17
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17, leads Esteban Ocon, Force India VJM10, and Lance Stroll, Williams FW40
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, leads Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W08, Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H, Max Verstappen, Red Bull Racing RB13, and the remainder of the field through the first corner
Max Verstappen, Red Bull Racing RB13, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Lewis Hamilton, Mercedes AMG, 2nd Position, Sebastian Vettel, Ferrari, 1st Position, and Valtteri Bottas, Mercedes AMG, 3rd Position, on the podium
Sebastian Vettel, Ferrari, 1st Position, celebrates in Parc Ferme

 ウイングとタイヤが大きくなり、ラップタイムが大幅に上がった2017年のF1。ドライバーにとっても扱いが非常に難しいモノとなっている。

 その結果、勢力図も一変。開幕戦ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に引っかかってしまったルイス・ハミルトン(メルセデス)を下し、勝利を収めた。

 GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエンション)のアレクサンダー・ブルツは、ファンが再び”ホンモノ”のレースを見られるようになったことを喜ぶべきだと主張している。

「ドライバーたちは、このクルマを大変気に入っている」

 ブルツはそうmotorsport.comに対して語った。

「それはホンモノだ。そして、”売る”のがはるかに簡単になったと理解できる」

「ラジオから、何人かのチャンピオン経験者の”息切れ”が聞こえてくる。なぜなら、常にプッシュできるし、実際にプッシュしているからだ。それは説明する必要もない。新しいクルマは肉体的に厳しく、ドライブするするのが難しいんだ」

「すべての周回で、彼らはプッシュした。それは素晴らしいことだ。だから、我々が進めている方向性は間違いなく良いモノだと思う」

それでも改善すべきこと……

 ブルツは、新しいマシンの開発過程に満足している。しかし、トップの3チームとそれ以外のチームの間の差など、まだまだ対処すべき問題があることを認める。

「全チームのパフォーマンス差が縮まるようになれば、もう少し競争が増えるだろう。その結果興奮が増大し、競争力があり、ホンモノでエキサイティングなレースになる。我々はそういう方向に向かっている」

 彼はまた、F1をよりエキサイティングに見せるために、TV映像の構図や、オンボードカメラ映像を活用することが必要不可欠であると考えている。

「すでにテレビの映像は優れている。なぜなら、オンボードカメラの映像が差し込まれるからだ。オンボードカメラは、人々の認識よりF1が速く、そしてクルマが速いことを分からせることができる。それを見ることができるんだ」

オーバーテイク”減少”の問題

 ブルツは、オーストラリアで見られたオーバーテイクの少なさを、ファンが危惧していることをよく理解している。しかし、オーバーテイクの問題は、非常に難しい問題のひとつだと考えている。

「何人かは『オーバーテイクできない』と言っていることを、私は理解している。しかし、その問題はしばしば議論されてきたものだ」

「競争が非常に接近し、ひとりだけが速すぎず、そして人為的な干渉をすることなくオーバーテイクが容易になること、そのすべてが実現することを我々は求めている」

「しかし2000年代を振り返れば、人々はレースはとても退屈だと言っていて、そしてオーバーテイクはとても難しかった。しかし、当時のF1は最も人気が高かった。なぜならそれはホンモノで、格好良かったからだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー Alexander Wurz
執筆者 Jonathan Noble