ハミルトン、重量制限ルールの変更に興奮「違うアスリートになれる」

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ハミルトン、重量制限ルールの変更に興奮「違うアスリートになれる」
執筆: Scott Mitchell
2018/08/14 10:26

来季からドライバーの最低重量規則ができることを受け、メルセデスのルイス・ハミルトンは”これまでとは違うアスリートになれる”と考えている。

 現在のF1マシンの最低重量は、ドライバーの体重も含めた重さが設定されている。しかし来季はこれが変更、ドライバーの最低体重を80kgに制限するレギュレーションが導入される予定だ。

 これは体重が重かったり、背の高いドライバーが、過度なダイエットを行わずに済むよう考えられたもの。事実、メルセデスのルイス・ハミルトンも、昨年から野菜中心の食生活に切り替え、体重減に取り組んできたという。

 しかし重量制限のルールが変更されることにより、来季に向けたトレーニングのプログラムを変更できるということに興奮していると、ハミルトンは語る。

「来年。僕はこれまでとは違うアスリートになるはずだ。僕はそのことに興奮している」

 そうハミルトンは語る。

 現行のレギュレーションでは、体重の軽いドライバーが乗るマシンにはバラストを搭載し、車両の最低重量を満たしている。しかしバラストの搭載位置には制限がないため、ドライバーの体重が軽ければ軽いほど、バラストをマシンのバランス調整に活用することができ、結局はパフォーマンス面での優位性を手にすることになる。

 しかし改正後のレギュレーションでは、バラストはドライバーのシートの近くに搭載しなければならなくなり、有利不利が出にくくなることが期待されている。

「健康的な食事を変えたくない。僕はただ、基本的にはもう少し食べるのが好きなんだ」

「僕の理想的な体重は、今よりももう少し重い。すべてのドライバーは毎年、背の高いドライバーは特にだけど、より痩せて、不健康にならなきゃいけないというプレッシャーにさらされてきた」

「ルールが変わることは、とても良いことだと思う。僕はもう少し食べることができるということに、興奮している。来年は体重が増えるかもしれないが、その分もっと強くなることができる」

「早くシャープに動き、そして早く反応できるようにしたい。大きく、分厚くなってしまうことは、必ずしも速くなれるということを意味するわけじゃない」

「そして体重が増えるということは重心が高くなってしまうことになるから、そんなには増やしたくはないんだ」

 ハミルトンは自身のインスタグラムで、”自分の好みのために少し太った”と語った。そしてドイツGPとハンガリーGPの間には、ソーシャルメディアにトレーニングの模様を公開している。これについてハミルトンは、より多くの人に知ってもらおうという想いと、自己管理についてすべての人が感じている不安の例えであると語った。

「それが実証すると思うのは、ソーシャルメディアや世界が抱えている問題だ」

 そうハミルトンは語る。

「僕らはある意味では、脚光を浴びている人を何らかの形で見ている」

「しかし彼らは、発信する時にフィルターをかけている。だからその人が本当に表したいことやその気持ちを得ることができない」

「目を覚ますと時々、僕は不安を抱くことがある。僕の腹筋は割れているけど、僕が好きなようにはなっていないんだ」

「僕には不安に思っていることがいくつかある。ひとりひとりが不安を抱えているのと同じように、ソーシャルメディアで完璧に見える人たちも、不安を抱えているはずなんだ」

→”真の”ハミルトンを見ることができる動画が公開中。幼少期の姿も……

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン 発売中
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース