クビサ、フェラーリと2012年のドライバー契約を交わしていたと明かす

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クビサ、フェラーリと2012年のドライバー契約を交わしていたと明かす
執筆: Scott Mitchell
翻訳:: 田中健一
2018/07/12 0:49

ロバート・クビサは、ラリーで怪我をしてレースシーンから退く前に、フェラーリとレースドライバー契約を交わしていたことを認めた。

Robert Kubica, Williams Martini Racing
Fernando Alonso, Ferrari F2012
Robert Kubica, Williams Martini Racing
Robert Kubica, Jakub Gerber, Skoda, Ronde di Andora, 2011
Robert Kubica, Williams Martini Racing
Robert Kubica, Williams Martini Racing, is interviewed
Robert Kubica, Williams Martini Racing
Robert Kubica, Williams Martini Racing

 今季、ウイリアムズのテスト兼リザーブドライバーとしてF1シーンへの復帰を果たしたロバート・クビサは、ラリーで大怪我を負う前の時点で、2012年からのドライバー契約をフェラーリと結んでいたことを認めた。

 クビサは2011年のF1シーズン開幕前に、ラリーで大事故に遭遇。命を脅かすほどの大怪我を負った。

 当初、ドライバーとしての復帰は絶望的とみられたクビサだが、その後驚異的な回復を見せ、今シーズンのF1にフル参戦することを目指した。残念ながらそれは叶わなかったものの、テスト兼リザーブドライバーとしてF1シーンへの復帰を果たした。

 当時のクビサは、2012年からのF1ドライバー契約をフェラーリと交わしているものと考えられていた。これについては、クビサもフェラーリも、これまで公式に発言することはなかった。

 F1のポッドキャストで、2012年の契約をフェラーリと交わしていたのかと尋ねられたクビサは、「そうだ」と即答した。

 クビサは当時フェラーリのチーム代表を務めていたステファノ・ドメニカリと契約を結んでいたという。しかしその報酬は、当時在籍していたルノー(ロータス)よりも安かったという。

「僕の第1の目標は、F1にデビューすることだった。そして第2の目標は、F1でのポジションを確立することだった。それは良い評価と良い評判を得る必要があるから、F1にデビューするよりも難しい」

「第3の目標は、世界選手権に勝つか、フェラーリのドライバーになることだった。僕は、ワールドチャンピオンになれていないし、フェラーリのドライバーにもならなかった。でも、(フェラーリのシート獲得からは)とても近いところに僕はいたんだ」

 クビサは、フェラーリ入りを逃したことについて、当初は自身の怪我もあり、苦痛には感じなかったという。しかし今では、辛さを感じているようだ。

「僕の怪我の回復はすごく難しくて、最初の16〜18カ月は(フェラーリに入れなかったことを)苦痛に感じることはなかった」

 そうクビサは語った。

「僕は戦っていたし、回復に集中していた。難しい時期を過ごしていたんだ」

「でも、時間が経つにつれ、辛くなっていった」

「急速に回復している時もあったし、手術がうまくいかなかった月もあった。回復できず、6カ月後退したんだ」

「(F1でレースできないのは)非常に苦痛だった。それ以上の苦痛はなかった。フェラーリに行ってレースできることは分かっていたんだからね」

 またクビサは、ラリーは”純粋な楽しみ”のために行ったものではく、鍛錬を追求するためのに行ったという。

「より完全なドライバーになろうという欲求があった。他の誰もが持っていないモノを見つけ、自身が改善できることを探していたんだ」

 そうクビサは語る。

「(当時の)僕と同じくらい良いだけでは、満足できなかった」

「もっと必要なんだ。ラリーは、僕にそれを与えてくれると思った。確かに、ラリーはそういうことを僕にもたらしてくれた。問題は、高すぎる代償を支払ったということだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ロバート クビサ
チーム フェラーリ
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース