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フェラーリとレッドブル、フィルミングデー活用でレギュレーション調整の影響を確認。シーズン再開に備える

フェラーリとレッドブルは、それぞれフィルミングデーを活用して走行を実施。マイアミGPに向けてデータを収集、レギュレーション調整の影響を確認した。

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

写真:: Ferrari

 5月1~3日のマイアミGPでシーズンが再開されるF1。中東2戦の中止によって生じたインターバル期間で、今季から導入されたレギュレーションの調整も行なわれた。フェラーリとレッドブルはそれぞれ、フィルミングデーで走行しマイアミGPに向けた準備を行なった。

 フェラーリはモンツァで走行を実施したが、サーキットは厳戒態勢。しかし熱狂的なファンが押し寄せ、立ち入ることが出来た場所で携帯電話を握りしめた。

 午前中はシャルル・ルクレール、午後はルイス・ハミルトンが、マイアミGPに向けたマシンセッティングを決定するためのデータ収集に時間を費やした。空力パッケージの仕様を決めるだけでなく、エネルギーマネジメントにも重点が置かれていた。

 4月20日に正式にレギュレーション変更が発表されたのだ。電気エネルギーの回生と放出に関して変更が加えられており、FIAシングルシーター担当ディレクターのニコラス・トンバジスは「革命ではなく進化」だと語った。また、今後また調整を加える可能性を否定しなかった。

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 豪雨の恐れもあったが、幸い天候は崩れず、ルクレールとハミルトンはそれぞれ100kmずつ走り、変更を確認した。

 またフェラーリはマカレナウイング(フラップが180度回転するリヤウイング)に加え、中国GPでテストしたヘイローフラップをマシンに搭載していた。マイアミGPでこれらのデバイスが実戦投入されるかどうかはまだ確定してはいない。

 一方のレッドブルは、シルバーストンでマックス・フェルスタッペンが走行を実施した。

 彼らがフェラーリ同様、エネルギーマネジメントに関して情報を集めたのは間違いない。シルバーストンはエネルギーマネジメントに関する規制変更をソフトウェアレベルで評価するのに適したコースでもある。 

 噂では確実にパフォーマンスが向上する軽量化に加え、フロントウイングの形状、サイドポンツーンのデザイン、リヤのアクティブエアロの開閉制御にも変更が加えられているという。興味深いことに、フェラーリと同じようなヘイローフラップも搭載していたようだ。

 レッドブルのシーズン序盤は、信じられないほどひどいものだった。結果として現在、コンストラクターズランキングは6番手。昨シーズンはギリギリまでタイトル争いを展開し、マシン開発を継続していた影響もあるとはいえ、メルセデスやフェラーリ、マクラーレンの間に割って入って表彰台を争うことはできていない。

 レッドブルはミルトン・キーンズに建設中の新しい風洞の認可を待っており、それまでの間はベッドフォードにある風洞を使用している。しかし、この風洞はF1で使用されている風洞の中では間違いなく最も旧式であり、天候に左右され現代のマシンにとって非常に重要な特定のパラメーターを一定に保つことができない。

 レース週末のフリー走行のようにパフォーマンスへのプレッシャーを感じることなく、データの相関関係を探ることができるのは問題の本質を見抜くのに役立ち、新しいF1のルールに失望しているフェルスタッペンを安心させることができるかもしれない。 

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