ハースF1加入のマゼピン、契約は“複数年”「F2で見せた力を今後も示し続けたい」
2021年からハースF1チームの一員となるニキータ・マゼピンは、F1ドライバーになるという長年の夢が叶ったと語り、F2で見せた能力を証明し続けたいと意気込んだ。
Nikita Mazepin, Hitech Grand Prix celebrate on the podium
Mark Sutton / Motorsport Images
ハースF1チームは2021年シーズンを戦うレギュラードライバーとして、FIA F2参戦中のニキータ・マゼピンを起用することを発表した。チームよると、マゼピンとは複数年契約を結んでいるようだ。
ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーはかねてより、2021年に起用するドライバーは2022年も継続起用したいと述べていた。マゼピンのチームメイトはミック・シューマッハーになると見られており、これも近日中に発表されるものと思われる。
マゼピン加入に際し、シュタイナーは次のようにコメントした。
「ニキータ・マゼピンが来シーズン、ハースF1チームのドライバーとなることを嬉しく思う」
「ニキータは今季のF2でいくつかの勝利や表彰台を手にするなど力強い2シーズン目を送っており、その実力を証明した。彼はランキング2位となった2018年のGP3(現FIA F3)やここ2年のF2を経て、成熟したレーサーに成長している」
「ニキータがF1で何を成し遂げられるのか楽しみだし、彼に世界最高レベルのモータースポーツで戦う機会を与えられることもまた楽しみだ。2021年のFIA F1世界選手権は23レースという記録的なスケジュールが組まれており、彼はそれを通してグランプリの雰囲気を学ぶことになるだろう」
2016年から2年間ユーロF3を戦ったマゼピンは、2018年にGP3(FIA F3)でアントワーヌ・ユベールに次ぐランキング2位を獲得してFIA F2に昇格。1年目こそ振るわなかったが、2年目となる今季はフィーチャーレースで2度優勝するなど活躍し、最終ラウンドの2レースを残してランキング3番手につけている。
マゼピンはハース加入が決まったことで、長年の夢が叶ったとコメントした。
「F1ドライバーになるということは、僕にとっての生涯の夢が叶うことでもある」
そうマゼピンは語った。
「ジーン・ハース(チームオーナー)、ギュンター・シュタイナー、そしてチーム全体が僕を信頼してくれていることに本当に感謝している。彼らは若いドライバーにチャンスを与えてくれるし、そのことに感謝しているんだ。コース内外で彼らとの関係をスタートさせられることを楽しみにしているし、僕がF2のシーズンで見せた力を今後も示し続けたいと思っている」
「チームは2021年以降のパッケージをより洗練させるために、僕にフィードバックやインプットを求めてくると思う。僕はその責務を引き受けるつもりだし、シーズンのスタートが待ち遠しいよ」
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