F1メキシコ予選:リカルドPP。フェルスタッペン最年少記録を阻止

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F1メキシコ予選:リカルドPP。フェルスタッペン最年少記録を阻止
執筆: 田中健一
2018/10/27 19:18

F1メキシコGPの予選が行われ、ダニエル・リカルドがポールポジションを獲得した。

 F1メキシコGPの予選が行われ、レッドブルのダニエル・リカルドがポールポジションを獲得した。

 降雨も予想されていたメキシコGPの予選。しかし開始当初には雨粒は落ちておらず、路面もほぼドライである。気温は19度、路面温度は30度。予選中の降雨の確率は40%と発表された状態でまずはQ1がスタートした。

Q1:ハース&ウイリアムズ、そしてバンドーンがQ1敗退

 セッション開始とほぼ同時にコースインしていったのは、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。ガスリーはパワーユニット交換によるグリッド降格が決まっている。

 そのガスリーはまず1分17秒786。その後、上位勢も続々とアタック。メルセデス勢はウルトラソフトタイヤを履き、ガスリーを凌ぐタイムを記録。しかしフェラーリ勢がこれをあっさり上回り、セバスチャン・ベッテルが1分16秒089を叩き出してトップに立った。

 母国GPを迎えているセルジオ・ペレス(フォースインディア)は、大歓声を受けながら走行。フェラーリ、メルセデス勢に次ぐ5番手につけた。

 しかし、やはり今回速いのはレッドブル勢である。まずはダニエル・リカルドが1分15秒866で首位を奪うと、これをマックス・フェルスタッペンが1分15秒756で上回った。

 またルノーの速さもホンモノのようで、ニコ・ヒュルケンベルグがメルセデス勢2台の間に割って入る6番手。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーもこれに僅差で続く8番手となった。

 メルセデス勢はウルトラソフトタイヤでのQ1通過は厳しいと判断したのか、ハイパーソフトタイヤを履いてコースイン。バルテリ・ボッタスが1分15秒580で首位に立ち、ルイス・ハミルトンが2番手につける。

 中団グループのQ1突破争いも白熱。セッション終盤には順位がめまぐるしく入れ替わった。

 結局、速さを見せたのはフォースインディアの2台で、フェラーリのキミ・ライコネンを上回る6&7番手でQ1突破を決めた。ヒュルケンベルグが9番手、ハートレーが10番手でQ2進出。マクラーレンのフェルナンド・アロンソも久々のQ2進出となった。

 Q1で脱落したのはハースの2台、ウイリアムズの2台、そしてマクラーレンのストフェル・バンドーンだった。

Q2:トップ3チームがウルトラソフトで突破。ハートレー痛恨のミス!

 タイヤのデグラデーションが非常に大きくなっているメキシコGP。そのため各車は、スタート時に有利なタイヤを履くことを目指す。そのためメルセデス、フェラーリ、レッドブルは、ウルトラソフトタイヤを履いた。ルノー、ザウバー、トロロッソ、マクラーレンはハイパーソフトタイヤを履くが、フォースインディアはなんとスーパーソフトタイヤを選択する。

 そんな中、トップタイムを記録したのはレッドブルのフェルスタッペン。タイムは1分15秒640である。ハミルトン、ベッテル、リカルドとトップ4が続いた。

 トップ3チームのすぐ後ろにつけたのはルノー勢。さらにザウバー勢と続いた。ハートレーは中古のハイパーソフトで11番手。スーパーソフトタイヤを選んだフォースインディア勢は12番手、13番手となった。

 残り3分というところで、各車が2度目のアタックに出走。フォースインディアがウルトラソフトタイヤを履いた以外はハイパーソフトタイヤを選んだ。

 結局、1発目のタイムをウルトラソフトで出した上位6台は、故意にペースダウンしてタイムを更新せず、ウルトラソフトタイヤを履いてスタートする権利を手にした。

 トップ3チーム以外では、ルノー勢2台とザウバー勢2台がQ3に進出することとなった。

 フォースインディアのエステバン・オコンはウルトラソフトタイヤで11番手。アロンソが12番手、ペレスが13番手となった。

 ハートレーはセクター2までは自己ベストを更新していたものの、セクター3で痛恨のミス。Q2で14位となった。チームメイトのガスリーはタイムを計測しなかった。

Q3:リカルド今季2度目のPP獲得。フェルスタッペン、最年少PP記録更新ならず

 ポールポジションが決まる運命の予選Q3。トップ3チームは新品のハイパーソフトタイヤを履き、ルノーとザウバーは中古のハイパーソフトタイヤで走行を開始した。

 まずトップタイムを記録したのはベッテルで、1分14秒970。ハミルトンも渾身のアタックを見せるが、わずかに及ばなかった。

 このふたりを超えたのが、フェルスタッペンである。フェルスタッペンが全体ベストのセクターこそなかったものの、1周を綺麗にまとめあげ、1分14秒785で暫定トップになった。

 残り3分という時点から、各車が最後のアタックのためコースに向かう。全車が新品のハイパーソフトタイヤである。

 しかしライコネン、ベッテルはタイムを更新できず。一方リカルドが1分14秒759とフェルスタッペンの1回目のタイムを0.026秒短縮し、首位に立つ。

 フェルスタッペンも再逆転を狙うも、リカルドには及ばず……史上最年少ポールポジションの記録更新は、叶わなかった。

 ハミルトンも最後のアタックでレッドブルの上を狙うも、3番手がやっと。ただベッテルを上回ることに成功した。

 結局リカルドが自身3度目のポールポジションを獲得。フェルスタッペンが2位に入り、レッドブルが1-2を独占した。

 タイトルを争うハミルトンは3位。ライバルのベッテルの隣に並ぶこととなった。以下ボッタス、ライコネンの順である。

 中団勢最速はルノーのヒュルケンベルグで7位。サインツJr.は8位となった。9-10位にはザウバーの2台が並んだ。

→F1第19戦メキシコGPスターティンググリッド(暫定)

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この記事について

シリーズ F1
イベント メキシコGP
サブイベント 土曜日 予選
執筆者 田中健一
記事タイプ 予選レポート