マイアミGP開催契約、住民の反対により9月まで決定が先送り

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マイアミGP開催契約、住民の反対により9月まで決定が先送り
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 田中健一
2018/07/23 8:23

7月26日に契約を受け入れるかどうかを決定する予定だったマイアミGPだが、住民からの反対意見を考慮すべく、その決断が9月まで先送りされることになった。

 当サイトでもすでに報じた通り、マイアミGPに関する議論と投票が、7月26日に行われることが決まっていた。これはいくつかの議題について取り扱う市委員会の定期会合の一環として行われ、5人の委員のうち4人が賛成票を投じれば、承認されたということになる。

 しかし、最終的な決定が遅れることが決まり、さらに8月の夏休みシーズンが加わることで、その決定期限がさらに先送りされることになった。

 F1(FOM)やプロモーターであるサウス・フロリダ・レーシングとの交渉をまとめる役割を担う市マネージャーのエミリオ・ゴンザレスは、マイアミ・ヘラルド紙に次のように語った。

「我々は、これが正しいことであるということを確実にしたい。これは大きなイベントなんだ」

 なお、マイアミGPの開催については、地元住民からの反対意見が挙がっている。弁護士のサム・ダブビンは、11人の地元住民を代表して、6月に要望書を提出。大規模な音楽イベントへの反対表明と同様、F1との交渉を中止するよう、市に申し入れた。このほかにも、複数の地元住民のグループも、F1開催に対して懸念を表明している。

 なおこのマイアミGPのプロモーターとして、トム・ガーフィンクルが指名されたことが明らかになった。ガーフィンクルは、NFLチームのマイアミ・ドルフィンズ及び同チームが本拠地とするハードロック・スタジアムの副会長兼社長兼CEOを務めている。

 ドルフィンズとハードロック・スタジアムは、RSEベンチャーズという企業のトップであるステファン・ロスが所有しており、マイアミGPを運営するために設立されたサウス・フロリダ・レーシングも、ロスが所有する企業である。

 ロスは、数々のビッグイベントを成功させてきたガーフィンクルに、F1レースの成功も託した。ガーフィンクルはかつてチップ・ガナッシでも働くなど、モータースポーツ界での経験もある人物であり、その手腕が注目されている。

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シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース