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F1アゼルバイジャンGPはつまらなかった? メルセデス代表「退屈だった原因を正しく理解しなければ」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1はフォーマット調整から目をそらし、レースが退屈にならないような改良に集中する必要があると語った。

Jonathan Noble

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編集: 2023/05/03 12:02

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Charles Leclerc, Ferrari SF-23, Max Verstappen, Red Bull Racing RB19, prepare to lead the field away for the start

 F1アゼルバイジャンGPは、新しいフォーマットをめぐる話題と、それが日曜日の決勝レースから注目を奪う危険性があるかどうかの議論に支配されていた。

 しかし決勝レースそのものが盛り上がりを欠いたことで、2022年の新レギュレーション導入の際に期待されていたようなスペクタクルを、現世代マシンが提供できていないことが浮き彫りになった。

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、アゼルバイジャンGPでの盛り上がりのなさは、F1とチームが現在のルールでうまく機能していない要素を検討する上で、十分なきっかけになると考えている。

「今日はスリリングな展開ではなかった」と、ウルフはバクーでのレース後に語った。

「ペース差が大きかったにも関わらず、オーバーテイクが出来なかった。エンターテインメントとしては素晴らしいとは言えない」

「スプリントフォーマットについて、週末を分析してみる必要がある。ポジティブだったところをピックアップすることはできるが、結局はレースが全てなんだ」

「昨日のスプリントでは、ジョージ(ラッセル)とマックス(フェルスタッペン)の1周目のバトルがハイライトだった。今日はそのようなことはなかった」

「たとえ0.2秒以内でも、相手がミスをしない限り、オーバーテイクするのは非常に難しく、ほぼ不可能だ。どうすれば退屈なレースを避けることができるのか、本当に検討する必要がある」

 今回のアゼルバイジャンGPは、昨年と比べてメインストレートのDRSゾーンが100メートル短縮されていた。ウルフは、この決定の影響についてそれほど大きくはないと示唆した。

 一方でドライバーたちからは、今季のマシンは昨年よりも、前のマシンに追従しづらくなっているという意見が出ている。

 アゼルバイジャンGPのウイナーであるセルジオ・ペレス(レッドブル)は次のように語った。

「このクルマは、よりダウンフォースを生んでいるように感じる。そしてそれによって、後ろのクルマが少しついていくのに苦労するようになっている」

「僕の考えでは、DRSゾーンを短くするのは正しいことではなかった。すでに昨年よりもオーバーテイクが難しくなっているのだから、見直すべきだろう」

 F1とFIAが新レギュレーションの導入を進めた時に期待していたモノを、新世代のマシンがすべて実現しているとは言えないものの、ウルフは全く新しいレギュレーションについて検討を始める必要はないと考えている。

「こうした週末の後では、全体的に間違った方向だったと考えたり、評価を下げ、完全に変える必要があると言ったりしてはいけない」

「なぜ、それほど面白くなかったのかを理解することの方が重要だ。アストンマーチンやフェラーリ、そして我々のうち誰が速いのか今回は分からない。だから、こうした膠着状態になったんだ」

「我々としては、今後のレースでより多くのデータを集め、これからどうなるかを見てから、調整する必要があるかもしれない」

 

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