【F1】Q1敗退のフェルスタッペン「エンジンにミスファイアがあった」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、中国GP予選でエンジントラブルを抱え、19位でセッションを終えた。







中国GPの予選を19位で終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペン。トップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデス)から3.755秒差つけられたフェルスタッペンは、ルノーのジョリオン・パーマーとハースのロマン・グロージャンがギヤボックス交換によるグリット降格ペナルティを被るため、ポジションが2上がって17番グリットから決勝をスタートする。
Q1でトラブルを抱えたフェルスタッペンは、1度目のコースインでタイムを記録せず、その後トラックに復帰するものの十分な競争力を発揮することができず、Q2に進出することは叶わなかった。
「コイルか何かが、僕の予選を邪魔したんだ。その時のマシンは全くパワーがなかったよ」
「全然パワーモードが使えないんだ。アタックラップをしようとしたけど、全くパワーがないから、何の意味もなかった」
「エンジンにはミスファイアが起きていた。今晩作業を行って、レースまでにはそれが解決すると信じているよ」
フェルスタッペンは、そのトラブルがなかったとしても、レッドブルは未だメルセデスとフェラーリに追いつけておらず、チームメイトのダニエル・リカルドがトップから1.355秒差をつけられて5位にいることを問題視している。
彼はまたオーストラリアGPでも問題があり、マシンをセットするのが困難だったことを指摘した。
「より良いマシンバランスにする必要がある。あとグリップとパワーを上げないとね」とフェルスタッペン。
「昨年のマシンと比べると違いを理解するのがとても難しいんだ。何かを変更すると、大抵マシンに何かが発生するはずだ。でも今季のマシンは一筋縄じゃ行かない」
リカルドは、土曜日の朝に行われたフリー走行からさらにタイムを更新し、マシンのセットアップに満足したという。しかし、グリップ不足のせいで、上位2チームからギャップができてしまったとも主張している。
レッドブルがギャップを埋めるためには、さらに大きな進歩を遂げなければならないとリカルドは認めている。
「今朝のマシンは満足できるものではなかったけど、予選に向けて少し改良したら、悪くなかったよ」とリカルドは言った。
「今のペースだけ見たら、かなりバランスが良くなってきたと思う。今のマシンはダウンフォースレベルが低く、そのせいでグリップも小さくなっている」
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