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フェルスタッペン、初日8番手も「全体的に良い1日」。タイム差は問題視せず

F1開幕戦オーストリアGP初日を総合8番手タイムで終えたマックス・フェルスタッペン。彼は初日を「良い1日だった」と振り返り、スピンやコースオフについて大きな問題ではないと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2020年のF1が、オーストリアのレッドブルリンクでついに開始された。新型コロナウイルスの影響で3月のオーストラリアGPが中止されて以来、約4ヵ月。F1は様々な対策を施した上で、7月3日からオーストリアのレッドブルリンクで、シーズンを再開させることを決断した。

 その名の通りレッドブルの本拠地であるオーストリア。パワーユニットを供給するホンダとのタッグが2年目となり関係が深化し、新シーズンに向けても自信を感じさせるコメントを彼らは発していた。

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 オーストリアGP初日の走行結果はマックス・フェルスタッペンがFP1でこそ3番手だったが、続くFP2では8番手というものだった。FP2ではトップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデス)から約0.9秒とギャップが大きく、さらに何度もマシンをスピンさせていた。

 しかしフェルスタッペンは初日の走行内容について、「良い1日だった」と振り返っている。彼はマシンのフィーリングはよく、アタックラップではフロントウイングを破損していたため、タイムを過剰に気にする必要はないと考えているようだ。

「再びマシンに乗れていい気分でしたし、最初の数周ですんなりリズムに乗ることができた。全体的にいい1日だったと思う」

 フェルスタッペンはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「マシンのハンドリングはよかったし、長期の中断明けで周回数をこなせたことにも満足している。プッシュしていたラップでフロントウイングを破損して別のものに交換しなければならなかったから、今日のラップタイムは何かを表したものではない」

「少しアグレッシブにいきすぎたようで、スピンとコースオフを喫してしまったけど、大きな問題はなかった。このサーキットでは縁石が特徴的で、みんな条件は一緒だ。だけど黄色の縁石でフロントウイングを傷めやすいので、注意が必要なんだ」

「僕らは自信を持っているし、まだ向上の余地もあるけど、今日はいい感じだったので、明日が楽しみだ」

 
 

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