フリー走行レポート

F1 ハンガリーGP

ラッセルFP1最速も降雨により各車走り込みならず。悪い流れ続くペレスは序盤にクラッシュ|F1ハンガリーGP

F1ハンガリーGPのフリー走行1回目が行なわれ、メルセデスのジョージ・ラッセルがセッション最速となったものの、降雨により本格的な走り込みは行なわれなかった。

滑川 寛

公開日時: 2023/07/21 13:00

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George Russell, Mercedes F1 W14, Carlos Sainz, Ferrari SF-23

 ハンガロリンクを舞台にF1第12戦ハンガリーGPが開幕。週末最初の走行セッションとなるフリー走行1回目では、途中から降り出した雨によって本格的な走り込みは行なわれなかった。

 シーズン折返しを告げるハンガリーGPに向けては、アルファタウリがドライバーラインアップを変更。成績不振のニック・デ・フリーズに代わり、レッドブルでサードドライバーを務めてきたダニエル・リカルドを起用することとなり、この週末もその話題で持ち切りとなっている。

 前戦イギリスGP終了後に行なわれたピレリのタイヤテストではレッドブルRB19を駆ったが、アルファタウリのAT04での走行は今回が初めて。リカルドは新たな相棒の具合を確かめるべく、FP1開始前からピットレーンに並んだ。

 またその他にも、ハンガリーGPにアップデートを持ち込んでいるチームも多い。中でもレッドブルは今季の逃げ切り独走を狙って比較的大きなアップデートをRB19に投入している。

 気温は24度、路面温度は35度という曇り空のドライコンディションの中、1時間のセッションが始まった。

 しかしその直後、レッドブルのセルジオ・ペレスが、ターン5のブレーキングで左リヤタイヤをランオフエリアに落としてスピン。セッション開始早々、アウト側のウォールにクラッシュしてしまった。

 8分程度の中断でFP1は再開されたものの、この間にハンガロリンクの空から雨粒がポツリポツリと落ちてきた。グランプリ初日の午後は嵐の予報となっている一方で2日目以降はドライコンディションになると予想されていることから、雨で路面が濡れてしまう前にマシンをチェックしようと各チームが積極的にコースへマシンを送り出した。

 ただ雨脚は強まるばかり……スリックタイヤでの走行はすぐに難しくなり、アルファロメオのバルテリ・ボッタスはターン12でスピン。その他のマシンもピットへ戻ることとなった。

 その後、インターミディエイトタイヤで走行を行なうドライバーがちらほら現れたものの、全車ノータイムのまま時間が進んでいった。

 残り時間が20分を切ると、ボッタスがインターミディエイトタイヤでタイム計測を開始。ウイリアムズ勢やレッドブルのマックス・フェルスタッペンなどもそれに続けて走行を再開した。

 しかし残り15分を切ったところで、フェラーリのカルロス・サインツJr.がターン3の立ち上がりでスピン。コース脇で“亀の子状態”となり、セッション2度目の赤旗が提示された。

 ただ、マーシャルの助力によりサインツJr.は自走でピットに戻ることが可能だったため、短い中断で走行は再開された。

 ここでアストンマーチンのフェルナンド・アロンソが1分40秒487までタイムを上げて暫定トップに立つも、マクラーレン勢やメルセデスのジョージ・ラッセルなどがそれを上回るタイムを記録していった。

 結果としてラッセルの1分38秒795がセッション最速。マクラーレンのオスカー・ピアストリが0.369秒差の2番手で続いた。

 アストンマーチン勢はマクラーレンのランド・ノリスを挟む形で、3番手にランス・ストロール、5番手にアロンソというトップ5だった。

 ただ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンやメルセデスのルイス・ハミルトンなどはFP1でタイムを出しておらず、この結果がそのままハンガリーGPでの勢力図を示している訳ではない。

 アルファタウリの角田裕毅は1分45秒575で12番手も、セッション終盤にスピンを喫したか、フロントウイングのフラップが破損した様子が国際映像で捉えられていた。なお、今回が復帰戦のリカルドはノータイムでセッションを終えた。

 

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