レースレポート
F1 ベルギーGP
フェルスタッペン、雨絡みのスプリントで優勝! ピアストリはピット戦略で一時トップも2位。ガスリーが3位|F1ベルギーGP
F1ベルギーGPのスプリントが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。アルファタウリの角田裕毅は18位だった。
滑川 寛
公開日時: 2023/07/29 16:50
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伝統のスパ・フランコルシャンを舞台にF1第13戦ベルギーGPの“F1スプリント”が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。
ベルギーGPは今季3度目のスプリントウィークエンド。グランプリ2日目に行なわれたスプリント用の予選“スプリントシュートアウト”が行なわれ、フェルスタッペンが最速タイムをマークし、マクラーレンのオスカー・ピアストリがフロントロウに並んだ。
スプリントシュートアウトが開始される頃には雨も上がり、スパの空には晴れ間も見受けられたが、レースを前に再び雨粒がサーキットを濡らし始め、スタートディレイが決まった。
強い雨が20分ほど続いたものの再び雨は上がり、現地17時35分からセーフティカー(SC)先導でフォーメーションラップが開始されることとなった。
SC先導の下、各車フルウエットタイヤで5周のフォーメーションラップを経て、11周へ減算されたスプリントがローリングスタートで幕が上がった。
ただこの頃には路面は急速にドライアップしていたため、各チームはスタート直後に一方のドライバーをピットへ呼び込み、インターミディエイトタイヤへ交換させた。
首位フェルスタッペンはステイアウトした一方で、2番手のピアストリはピットインを選択した。ただ、インターミディエイト勢のペースは明らかに良く、フェルスタッペンもオープニングラップ終わりにピットへ飛び込んだものの、ピアストリに首位を明け渡すこととなった。
フェルスタッペンに続いて残る全てのドライバーがインターミディエイトタイヤへ交換。ピアストリ、フェルスタッペン、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)というトップ5で3周目を迎えた。
フェルスタッペンはピアストリとの差を縮めにかかったが、時を同じくしてフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)がプーオンでスピン。そのままグラベルトラップから抜け出せなかったことで、4周目にして再びSCが出動することとなった。
レースは6周目から再開。ピアストリは首位から逃げを狙ったものの、ユーズドタイヤを履いていることもあり、新品タイヤのフェルスタッペンが再開直後のターン1からロックオン。ケメルストレート手前でピアストリを抜き返して再び首位に立って以降、フェルスタッペンは後続を圧倒的なスピードで突き放していった。
3番手ガスリーを挟んで4番手のペレスにはハミルトンが迫ったが、ディフェンスの際に2台が接触。サイドポンツーンに大きな穴が空いたペレスは、結果的にリタイアを選択することとなった。
フェルスタッペンはピアストリから7秒近いギャップを築いてファイナルラップへ突入。そのままチェッカーまでマシンを運び、スプリントを制した。
2位にはピアストリ。タイヤ戦略も活かしてF1では初のトップ3圏内でのフィニッシュを果たした。
3位にはスプリントシュートアウトから好調だったガスリーが入った。
ハミルトンはガスリーを抜ききれず4番手フィニッシュとなったものの、ペレスとの接触の原因を作ったとして5秒のタイム加算ペナルティが科されることとなった。それによりハミルトンは、カルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレール(ともにフェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)の後ろ7位に降着となった。
スプリントは8位までにポイントが付与されるため、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が最後の1ポイントを稼いだ。
アルファタウリの角田裕毅はインターミディエイトタイヤへの交換を遅らせたこともあり、完走した中では最下位となる18位フィニッシュとなった。
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