予選レポート

F1 イタリアGP

母国戦で跳ね馬が躍動! フェラーリのサインツJr.がフェルスタッペン打ち破りポール獲得。角田裕毅11番手|F1イタリアGP予選

F1第15戦イタリアGPの予選セッションが行なわれ、フェラーリのカルロス・サインツJr.がポールポジションを獲得。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

滑川 寛

公開日時: 2023/09/02 15:36

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Carlos Sainz, Ferrari SF-23

 F1第15戦イタリアGPの予選セッションが行なわれ、フェラーリのカルロス・サインツJr.がポールポジションを獲得した。

 舞台は”スピードの殿堂”ことモンツァ。週末を通して天候に恵まれ、気温28度、路面温40度というコンディションの中、予選の開始時刻を迎えた。

 今回のイタリアGPは代替タイヤ配分(ATA)という試験的なフォーマットで行なわれており、各マシンのタイヤセット数が13から11に削減された他、予選の各セッションで使用タイヤが指定された。

 ハードタイヤを使用して争われる18分間のQ1では、アルファタウリの2台がユーズドタイヤでコースイン。その他のマシンは新品タイヤを履いた。

 まずレッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分22秒047のトップタイムを記録するも、これがトラックリミット違反でタイム抹消となり、1分22秒123を記録したアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が代わってトップに立った。

 アルファタウリ勢は残り10分を切ったところで新品タイヤを投入。既に新品タイヤで走行を始めていた他のドライバーは、チャージラップやピットインを挟んで2度目のアタックに出てレッドブルが1−2をマークし、母国フェラーリ勢がそれに続いた。

 首位フェルスタッペンから15番手までが1秒差と非常に接近した争いの中、脱落のリスクを考え、多くのドライバーがQ1最後に新品タイヤを投入した。

 例年、モンツァのQ1ではストレートで他車のトウ(スリップストリーム)を得ようとアタックに向けたポジション争いが繰り広げられ、隊列後方に追いやられたドライバーがタイム計測へ入る前にチェッカーを受けるというシーンも見られた。

 しかし、今年は最低通過タイムが設けられ過度なスローダウンが取り締まられたこともあってか、残り20秒で全車が最終アタックを開始することができた。

 結果、フェルスタッペンがQ1をトップ通過。以下アルボン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、角田裕毅(アルファタウリ)というトップ4だった。

 ミディアムタイヤで争われる15分間のQ2は静かな出だしとなったが、セッションが2分を経過すると再びコース上がにぎやかになっていった。

 フェルスタッペンは1分21秒035で再びトップに立つも、今週好調のサインツJr.が1分20秒991でそれを上回った。

 メルセデスはトラフィックの影響を考えてかタイミングをずらしてピットアウト。1セット目のタイヤで唯一2アタックを行なったマクラーレンと共にタイム計測を実施したが、トップ5に食い込むことはできなかった。

 各車は残り3分でピットアウト。隊列の中で間隔を開け、Q2の最終アタックを開始した。

 ルクレールはここで1分20秒977でトップに立つも、フェルスタッペンが1分20秒937にトップタイムを塗り替え、再びトップでQ2通過を果たした。

 Q2脱落圏内に沈んでいたハミルトンやオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はトップ10圏内までタイムを上げ、角田は11番手で押し出される形に。10番手ランド・ノリス(マクラーレン)との差はわずか0.013秒だった。

 なお、チームメイトであるリアム・ローソンは初のQ2進出を果たすも、角田のひとつ後ろ12番手で予選を終えている。

 迎えたソフトタイヤで争われる12分間のQ3。セッションが1分を経過したところから、レッドブルの2台を先頭に10台が続々とコースに姿を現した。

 まずはフェルスタッペンがターゲットタイムとなる1分20秒631をマークするも、当該ラップのターン6でタイヤをグラベルに落としたミスもあり、フェラーリの2台がそれを上回っていった。サインツJr.が1分20秒532のトップタイムを叩き出すと、グランドスタンドに詰めかけたフェラーリのファン“ティフォシ”からも歓声が挙がった。

 各車一旦ピットに戻り、残り3分というところで10台が新品タイヤに履き替えてピットアウト。予選最後のアタックに臨んだ。

 ルクレールが1分20秒361でトップに立つも、それをフェルスタッペンが1分20秒307で上回る。しかしさらにサインツJr.が0.013秒速い1分20秒294の最速タイムを叩き出し、万雷の拍手がモンツァを包む中、サインツJr.がフェラーリの聖地でポールポジションを獲得した。

 フェルスタッペンは2番手に甘んじたが、彼の視線は決勝に向けられており、落胆した様子は見られなかった。

 3番手ルクレール以下、ラッセル、セルジオ・ペレス(レッドブル)、アルボン、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン、ノリス、アロンソというトップ10だった。

 なお、フェラーリの2台はQ1で最低通過タイムを遵守しなかったとして審議対象となったが、こちらはお咎めなしとなった。

 

 

Main Information Additional Data Driver Info

 

     

Driver Info

 

Main Information Additional Data

 

 

   

順位 ドライバー #   シャシー エンジン タイム 平均速度 1 Spain サインツ Jr. カルロス サインツ Jr. フェラーリ 55 フェラーリSF-23 Ferrari Ferrari 1'20.294 259.730 2 Netherlands フェルスタッペン マックス フェルスタッペン レッドブル 1 レッドブルRB19 Red Bull Red Bull +0.013 259.688 3 Monaco ルクレール シャルル ルクレール フェラーリ 16 フェラーリSF-23 Ferrari Ferrari +0.067 259.513 フルリザルトを見る  

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 角田裕毅惜しくも11番手。サインツJr.がPP、聖地モンツァでフェルスタッペン抑える|F1イタリアGP予選速報

次の記事 角田裕毅、Q3に進出できずガッカリ「マシンには良いペースがあった。もっと速く走れたはず……」

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 11 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



雨が降るって言ったのは誰? ドライのまま60分終了……最速ルクレール。アストンマーティン・ホンダのアロンソ15番手|F1バーレーンGPフリー走行2回目

F1

F1 F1

バーレーンGP

3 分前

雨が降るって言ったのは誰? ドライのまま60分終了……最速ルクレール。アストンマーティン・ホンダのアロンソ15番手|F1バーレーンGPフリー走行2回目



「遅かった。悔しいです」小椋藍、日本GP初日は15番手と苦しむ。マシントラブル影響は否定

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

16 分前

「遅かった。悔しいです」小椋藍、日本GP初日は15番手と苦しむ。マシントラブル影響は否定



F1バーレーンGP FP2速報|雨、結局降らず……ルクレールが最速も、フェルスタッペンはソフトタイヤ使わずに爪隠す。アロンソ15番手

F1

F1 F1

バーレーンGP

29 分前

F1バーレーンGP FP2速報|雨、結局降らず……ルクレールが最速も、フェルスタッペンはソフトタイヤ使わずに爪隠す。アロンソ15番手



コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録