フリー走行レポート

F1 サウジアラビアGP

FP3でもフェルスタッペン最速。レッドブル勢+アロンソのトップ3に変わりなし……角田裕毅19番手|F1サウジアラビアGP

F1サウジアラビアGPのフリー走行3回目が行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がセッション最速。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。

滑川 寛

編集: 2023/03/18 15:02

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

 F1 2023年シーズン第2戦サウジアラビアGPのフリー走行3回目が行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がセッション最速タイムをマークした。

 全開区間が70%を越える、超高速のジェッダ市街地サーキットを舞台に開催されているサウジアラビアGP。チームは金曜日のフリー走行2回を経て、FP3で予選前最後の調整を行なうこととなる。ただ夜間に行なわれる予選や決勝レースとは異なり、FP3開始時刻は現地16時30分。路面温度は43度とかなり熱かった。

 金曜日の時点ではレッドブルが一発のペース、ロングランでのペースでも頭ひとつ抜け出し、アストンマーチンやメルセデス、アルピーヌなどがそれに次ぐ速さを見せた。一方でフェラーリは混沌とする中団グループに飲み込まれた印象。金曜日に抱えていたチームは課題を一夜でクリアできたのかが注目された。

 1時間のFP3が開始されると、多くのチームがゆっくりと準備を進める中、好調アストンマーチンからコースイン。彼らは新品のミディアムタイヤで1周、ハードタイヤで1周を周回しガレージにマシンを残した。この理由についてチームは、決勝レースを見据えたタイヤの”皮むき”だけでなく、グランプリ中にピットストップ練習の機会を増やす目的もあると以前明かしていた。

 アストンマーチンの2台がピットインしてからは、コース上を誰も走っていない時間があったものの、セッションが10分経過する頃にはマクラーレンの2台が新品ミディアムタイヤでコースへ。他のドライバーもそれに続けてコースに姿を現した。

 ソフトタイヤを投入するドライバーも少なくなく、タイムシート上位をメルセデス勢やアルピーヌ勢が占めた。しかし、フェルスタッペンはハードタイヤでそれらを上回る1分29秒882をマークしてトップに立つと、1分29秒746で自身のトップタイムを更新した。

 ユーズドのソフトタイヤを履くチームメイトのセルジオ・ペレスがこれを上回ったものの、レッドブルが硬めのコンパウンドでも速いことが見えてきた。

 開幕戦バーレーンGPとは異なるコース特性で行なわれるサウジアラビアGPでは、初日からアルピーヌ勢も速さを見せており、セッション折返し時点ではレッドブル勢の後方にピンクの2台が並んだ。苦しむメルセデスはそれに続いたものの、強力な直線パフォーマンスを持つウイリアムズのアレクサンダー・アルボンがメルセデス勢の間に割って入った。

 開始から20分間はコース上も忙しい状況となっていたが、残り30分を過ぎると多くのドライバーがガレージにマシンを戻した。

 路面温度が39度へと下がる中で新品のソフトタイヤを投入するドライバーも増え、ペレスが1分29秒127でトップタイムを再び更新するも、ここまでハードでのみタイムを出していたフェルスタッペンが1分28秒756でそれを上回り、その後1分28秒660、1分28秒485とタイムアップしていった。

 フェラーリはセッション最終盤までミディアムタイヤのみで周回を行なっていたためタイムシート後方に沈んでいたが、残り10分を切ったところで新品のソフトタイヤを投入。最終盤にタイム計測を行ない、順位を上げた。

 1時間のセッションが終了し、フェルスタッペンがFP1からFP2、FP3と続けてセッション最速。ペレスとアロンソが続き、トップ3の面子もFP1から変わりはない。

 4番手にはストロールが並び、5番手ハミルトン以下を退けた。6番手にルクレール、7~8番手にマクラーレン勢、9番手にガスリー、10番手に最終盤のタイム計測で思うようなタイムを出せなかったカルロス・サインツJr.が並んだ。

 トップのフェルスタッペンから3番手アロンソとの差は0.998秒と、レッドブル勢が抜け出している状況はグランプリ2日目も変わりない。しかし、アストンマーチンやメルセデス、フェラーリを含め2番手以降のチームの勢力図は混沌としており、アロンソから18番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)までが0.834秒の僅差に詰まっている。

 アルファタウリの角田裕毅は1分30秒797で19番手となったものの、FP3ではミディアムタイヤのみで周回を重ねていた。チームメイトのニック・デ・フリーズがパワーユニットの異常によりFP3を欠場したことによるマシンチェックもあってか、ガレージにとどまる時間も比較的長かった。

 

関連ニュース:

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 Netherlands マックス フェルスタッペン 20 1'28.485     251.188 2 Mexico セルジオ ペレス 15 1'29.098 0.613 0.613 249.460 3 Spain フェルナンド アロンソ 21 1'29.483 0.998 0.385 248.386 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1サウジアラビアFP3速報|フェルスタッペン脅威的速さ。2番手に0.6秒の差をつける圧倒的な走りでトップタイム。角田19番手

次の記事 ペレス、サウジ2年連続PP&アロンソがフロントロウ。フェルスタッペンにまさかのマシントラブル発生!|F1サウジアラビア予選速報

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 10 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



【速報】2027年F1日本GPは初のスプリントレース実施! 4月9日〜11日に第4戦として開催

F1

F1 F1 2 分前

【速報】2027年F1日本GPは初のスプリントレース実施! 4月9日〜11日に第4戦として開催



ジョアン・ミル、体調不良によりMotoGPオーストリアGPを欠場。代役には中上貴晶を起用

MotoGP

MGP MotoGP

オーストリアGP

10 分前

ジョアン・ミル、体調不良によりMotoGPオーストリアGPを欠場。代役には中上貴晶を起用



ウマ娘がMotoGP日本GPのオフィシャルパートナーに! 特大サイネージを始めコラボ企画がもてぎで実施

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

2 時間前

ウマ娘がMotoGP日本GPのオフィシャルパートナーに! 特大サイネージを始めコラボ企画がもてぎで実施



スプリントから好転KTM、アコスタも仕事ぶりを賞賛「昨日の酷さを思えば、乗り切れたことを喜ばないと」

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

5 時間前

スプリントから好転KTM、アコスタも仕事ぶりを賞賛「昨日の酷さを思えば、乗り切れたことを喜ばないと」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録