予選レポート

F1 アブダビGP

レッドブルがフロントロウ独占、フェルスタッペンがポールポジション獲得。角田裕毅は12番手タイム|F1アブダビGP

F1第22戦アブダビGPの予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。アルファタウリの角田裕毅は、12番手だった。

滑川 寛

公開日時: 2022/11/19 15:37

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Pole man Max Verstappen, Red Bull Racing, celebrates in Parc Ferme

 F1第22戦アブダビGPの予選セッションが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。

 F1の2022年シーズンもいよいよ最終戦。舞台はF1で世界一の総工費を誇るヤス・マリーナ・サーキットだ。

 現地時間は18時を回り、砂漠に陽が落ちたサーキットは予選セッションの時間を迎えた。気温29度と温かいコンディションではあるものの、路面温度は34度と日中に行なわれたフリー走行3回目からは10度以上も下がった。

 18分間のQ1が開始されると、ウイリアムズとハース、アストンマーチン、アルファタウリとQ2進出の当落線上にいると予想されるドライバーがコースへ。まず1回目のアタックを行ない、角田裕毅(アルファタウリ)が、1分26秒135を記録して8名の中でまずはトップに立った。

 後方組がタイム計測を終えると、ガレージに留まっていたドライバーも続々とコースインしていった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が角田のトップタイムを塗り替えるも、続けてアタックしたレッドブル勢がそれらをさらに上回っていった。

 フェラーリのカルロス・サインツJr.はタイミングを少し遅らせてタイム計測を行なったものの、レッドブル勢には届かず、ルクレールの上3番手となった。メルセデス勢は前戦から引き続き、今週末も速さを見せてきたものの、1回目のタイム計測を終えた時点では5番手、7番手でランド・ノリス(マクラーレン)に割って入られた。

 残り3分を前にフェラーリ勢を残して各車は再びコースイン。レッドブル勢やメルセデス勢、ノリスは様子見ということか、ユーズドタイヤで走った。

 Q2進出を目指すドライバーは2セット目のソフトタイヤを投入。路面コンディションの改善も大きく、各車は軒並み自己ベストを更新していった。

 F1ラストレースとなるセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)はメルセデス勢を上回る6番手にまでポジションを上げ、周冠宇(アルファロメオ)が9番手、角田は10番手に食い込んだ。

 フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が15番手でギリギリ通過。ケビン・マグヌッセン(ハース)は0.052秒アロンソのタイムに届かなかった。一方、ハースからの離脱が決まっているミック・シューマッハーは11番手でQ2進出を果たした。

 アルファタウリでのラストレースとなるピエール・ガスリーは17番手。バルテリ・ボッタス(アルファタウリ)やウイリアムズ勢と共にQ1敗退となった。

 15分間のQ2が開始されると、メルセデス勢からコースイン。ほとんどのドライバーがユーズドタイヤを1セット目に使用した一方で、レッドブル勢は新品のソフトタイヤを投入。その効果もあり、セルジオ・ペレスが1分24秒419をマークし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが2番手で続いた。

 メルセデスは早め早めに行動。各車が一度ピットへ戻る中、新品タイヤに履き替えてタイム計測を開始した。メルセデスの”専有走行”となったコースで、ハミルトンが1分24秒774でレッドブル勢に割って入った。ただハミルトンとしては、ペレスとの0.355秒という差には驚きを隠せない様子だった。

 残り3分を切ると、その他のドライバーもタイム計測を再開。なお、1セット目から新品タイヤを投入したレッドブル勢は、ユーズドタイヤで走行。Q3に向けてタイヤを温存した。

 最終的にQ2トップタイムはペレスの1分24秒419。フェラーリ勢を挟んで、リヤのグリップがないと無線で訴えていたフェルスタッペンが4番手に並んだ。

 ノリスは再びメルセデス勢に割って入る6番手タイムを記録。ベッテルは最終コーナーでトラフィックに遭遇しながらも8番手となった。エステバン・オコン(アルピーヌ)とダニエル・リカルド(マクラーレン)がそれに続いてQ3進出を果たした。

 なお、ここで敗退となったのは11番手アロンソ以下、角田、シューマッハー、ランス・ストロール(アストンマーチン)、周。アロンソとしては、アルピーヌでの最後の予選をここで終えることとなった。

 ポールポジションを決めるQ3が開始されると、ピットレーン上でシグナルグリーンを待ったメルセデス勢からコースへ。フェルスタッペンには小さなトラブルがあったようで、コースインが遅れた。

 フェルスタッペンはそうした状況をもろともせず、1分23秒988でタイムシートのトップに立つ。フェラーリ勢の間にペレスが入り、メルセデス勢が5〜6番手に並んだ。

 ベッテルとリカルドはタイミングをずらして、タイム計測を実施。ベッテルが7番手、リカルドが8番手につけた。

 ふたりがピットへ戻る中、他8台が最後のタイム計測へ。まずはフェラーリ勢からアタックを行なったが、フェルスタッペンのタイムには届かず。フェルスタッペンは、それを突き放すかのように1分23秒824を記録した。

 ペレスはフェルスタッペンに0.228秒届かず2番手。メルセデス勢もポジションを上げることは叶わず、これでフェルスタッペンが今季7回目のポールポジションを獲得した。

 レッドブルは今季最後のレースに向けてフロントロウを独占。フェラーリが2列目、メルセデスが3列目に並ぶこととなり、優勝争いは三つ巴の争いとなりそうだ。

 ”ベスト・オブ・ザ・レスト”の7番手にはノリス。8番手オコン以下、ベッテルは9番手、リカルドは10番手となった。なお、リカルドは前戦サンパウロGPでの接触により3グリッド降格となっていることから、決勝レースは13番手からの出走。10番手にアロンソ、11番手に角田、12番手にシューマッハーが繰り上がることとなる。また、ハミルトンはフリー走行3回目に赤旗中の追い越しによって審議対象となっていたが、お咎めなしという裁定が下されている。

 2022年最後のグランプリレースは11月20日(日)の日本時間22時から開始される。

 

関連ニュース:

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 Netherlands マックス フェルスタッペン 6 1'23.824     226.803 2 Mexico セルジオ ペレス 6 1'24.052 0.228 0.228 226.188 3 Monaco シャルル ルクレール 6 1'24.092 0.268 0.040 226.080 4 Spain カルロス サインツ Jr. 6 1'24.242 0.418 0.150 225.678 5 United Kingdom ルイス ハミルトン 6 1'24.508 0.684 0.266 224.968 6 United Kingdom ジョージ ラッセル 6 1'24.511 0.687 0.003 224.960 7 United Kingdom ランド ノリス 5 1'24.769 0.945 0.258 224.275 8 France エステバン オコン 6 1'24.830 1.006 0.061 224.114 9 Germany セバスチャン ベッテル 3 1'24.961 1.137 0.131 223.768 10 Australia ダニエル リカルド 3 1'25.045 1.221 0.084 223.547 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1アブダビ予選速報|フェルスタッペンが今季最後のポールシッターに! 角田裕毅は12番手

次の記事 マックス・フェルスタッペン、最終戦予選もポールポジションで飾る「浮き沈みがあったけど、最後の2周は十分だった。明日もやりたいことができる!」|F1アブダビGP予選

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 10 ヵ月前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

11 ヵ月前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



やりすぎた……ルクレール、イタリアGPでの同士討ちの責任認める「二度と同じような状況にはなりたくない」

F1

F1 F1

スペインGP

34 分前

やりすぎた……ルクレール、イタリアGPでの同士討ちの責任認める「二度と同じような状況にはなりたくない」



マルティン「僕がタイトル争い本命だったことは一度もない」首位維持も”スピード足りず”と余裕なし

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

49 分前

マルティン「僕がタイトル争い本命だったことは一度もない」首位維持も”スピード足りず”と余裕なし



初開催マドリンク、急角度バンクは潤滑系にとって課題に? ホンダF1「シミュレーションで再現するのが難しい」

F1

F1 F1

スペインGP

1 時間前

初開催マドリンク、急角度バンクは潤滑系にとって課題に? ホンダF1「シミュレーションで再現するのが難しい」



マルケス、右腕の赤裸々写真投稿は「質問攻めを終わらせるため」これでタイトル争いに集中できる?

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

2 時間前

マルケス、右腕の赤裸々写真投稿は「質問攻めを終わらせるため」これでタイトル争いに集中できる?

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録