「常に高い目標に挑む」レッドブルとの共闘に覚悟するホンダ

シェア
コメント
「常に高い目標に挑む」レッドブルとの共闘に覚悟するホンダ
執筆: Scott Mitchell
2018/06/19 23:07

ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、レッドブルと組むことによるプレッシャーを覚悟。高い目標に挑むと語る。

Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Toro Rosso STR13, arrives on the grid
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR13
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14

 ホンダは、来季からパートナーとなるレッドブルのレベルを、今より下げないことが最初の目標だと語る。

”レッドブル・ルノー”は、2014年に現行のV6ターボハイブリッド時代が始まって以降、タイトル獲得を成し遂げられていない。しかしながらその間に10勝を挙げている。

 一方、来季以降のレッドブルのパートナーに決まったホンダは、2015年のF1復帰以降、今季バーレーンGPでの4位が最高位である。

「レッドブルはトップチームのうちのひとつです。彼らはこれまでに選手権タイトルを獲得してきていますし、今年も前半7戦で2勝を挙げています」

 そう語るのは、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長である。

「彼らがとても素晴らしいシャシーを持っていることも事実で、これはレースに勝つチャンスが増えることを意味します」

「このことは、ホンダのすべてのメンバーにとって、より一層のモチベーションを与えることになります。それと同時に、大きなプレッシャーと責任が、我々にのしかかることになります」

「しかしながら、常に高い目標に挑戦するのが、ホンダの本質です。そして、それがホンダを形作るものだと考えています」

「出発点としては、レッドブル・レーシングのパフォーマンスが、現時点のレベルを下回らないことを望んでいます。しかし我々の目標は、今やっていることよりもさらに進歩することです」

 山本部長は、レッドブルとホンダの契約条件について「双方にとって非常にフェア」であると語った。

「我々は、彼らの高い期待に応える必要があります。しかし、私たちに対する彼らの経緯を感じることができます」

「我々が持っているものの全てを、来季に向けた開発に投入するつもりです」

 ホンダは、レッドブルとの戦いを始める準備に、トロロッソの時よりも多くの時間をかけることができる。

「他の全てのチームは、すでに2019年に向けた開発を始めていると思います。ですから我々も、レッドブルとともにシャシーとパワーユニットをマッチングする作業に着手する必要があります」

 そう山本部長は語った。

「昨年のトロロッソとの時に比べれば、多くの時間があります。とはいえ、他のライバルと比較すれば、まだ比較的短い時間です」

「だからこそ、共にスムーズな開発を進めていくためには、良いコミュニケーションを取らなければいけません」

 2チーム供給を実現するため、ホンダはインフラを整えてきたという。

「組織の面と人事の面で、まだ改善できる余地があります。そして我々は、2チームと共にこれについてすぐ作業をします」

 そう山本部長は付け加えた。

「両者のファクトリーが近いのは、大きなアドバンテージになります(レッドブルのファクトリーと、ホンダのイギリスの前線基地は、共にミルトンキーンズにある)」

「今日では、テレビ会議のような技術がたくさんあり、それを大いに活用しています。しかし私は、顔と顔を突き合わせて行うコミュニケーションは、今も非常に重要だと信じています。それは、大きな違いを生むことができるはずです」

次の F1 ニュース
【動画】F1第8戦フランスGPコース紹介オンボード映像

前の記事

【動画】F1第8戦フランスGPコース紹介オンボード映像

次の記事

ホンダ、2008年以来の2チーム供給に「ワークスチーム決める意味ない」

ホンダ、2008年以来の2チーム供給に「ワークスチーム決める意味ない」

この記事について

シリーズ F1
チーム レッドブル
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース