ホンダとの契約を決断したレッドブル「理由は技術的な側面」と断言

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ホンダとの契約を決断したレッドブル「理由は技術的な側面」と断言
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/06/20 9:34

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、来季ホンダとの契約を交わしたのは、技術的な面が理由だと断言した。

Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal, Alain Prost, Renault Sport F1 Team Special Advisor and Cyril Abiteboul, Renault Sport F1 Managing Director
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14, leads Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14
Max Verstappen, Red Bull Racing RB14 arrives in parc ferme
The Pierre Gasly Toro Rosso STR13 is attended to by mechanics on the grid
The nose of a Toro Rosso STR13
Pierre Gasly, Toro Rosso STR13.
Pierre Gasly, Toro Rosso STR13, in his cockpit.

 来季からホンダのパワーユニットを使うことを決めたレッドブル・レーシング。同チームの代表であるクリスチャン・ホーナーはこの決定について、技術的な側面での決断だったと断言した。

 火曜日、レッドブルはプレスリリースを発表し、来季からホンダとパワーユニット供給契約を交わすことを発表した。契約期間は2年である。

 当初レッドブルは、オーストリアGPまで決断を先延ばしにしたいと語っていた。しかし結局はその予定を早め、フランスGP前に決断を下すこととなった。

 契約を打ち切られる格好となったルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、今回のレッドブルの決断について、技術的な側面だけの判断ではないはずだと示唆した。

 しかしホーナーは、技術的な面が今回決断に至った最大の要素だったと断言。また、ルノーが早期の決断を促したことで、予定よりも早くホンダと契約を締結したことを認めた。

「我々は、モントリオールで得られた情報に基づき、決定を下した。この決定は、エンジニアリングによって推進され、最終的には非常に明確なモノとなった」

 そうホーナーは語る。

「だから我々は、決断を遅らせたり、時間をかけるよりも、そうした方が良いと感じた。またルノーは、自分たちの計画を立てるためにも、できるだけ早く決断を下すことに関心があった。そのため我々は、決断を下す正しいタイミングだとの判断し、決定を下した。したがって今日発表することとなった」

 またホーナーは、トロロッソから、ホンダの進歩の度合いに関する情報を入手できていたと語った。

「我々は、ホンダがトロロッソでどのように進歩しているか、その状況をモニターできる特権的な立場にいる」

「ホンダの進歩を見て、満足できた。ホンダが素晴らしい進歩を遂げ、パフォーマンスと信頼性の面で素晴らしい前進を遂げているという結論に達した。したがって、12シーズンを共に戦ったパワーユニットを、2019年から新しいモノに変更するという、難しい決断を下したんだ」

 ホーナーは、メルセデスやフェラーリを倒し、ホンダと共に価値を狙えるポジションに立てることを期待していると語った。

「チームとしての我々の決意は、ライバルたちとの差を縮め続けることにある」

「この数年間、我々はこれをやろうとしてきた。もちろん、パワーユニットはF1マシンの重要な要素だ。でもホンダは適切なインフラを手にしているし、正しいリソースもある。そしてフェラーリ及びメルセデスといった先行しているチームとの差を縮めるという、我々の探求を助けるに足る技術力と決意を持っていると確信している」

 またホーナーは、レッドブルとトロロッソが共にホンダ製PUを使うことで、すべての関係者に利益をもたらすはずだと考えている。

「トロロッソとの関係は、ホンダにとって非常に有意義だったと考えている」

「レッドブル・テクノロジーは、トランスミッションの供給などを通じて、トロロッソに関与している。だからそこには相乗効果を生み出すことができ、同じパワーユニットを使うことで、両チームからさらなるシナジーを生み出すことができると思う」

「だからホンダにも、レッドブルのF1活動においても、供給を共通にすることには明らかなメリットがある」

 今シーズン限りでルノーと袂を別つレッドブルだが、最終戦までさらなる成功を手にするための努力は惜しまないと語る。

「我々は今年のチャンピオンシップにとても集中している。我々は両方の選手権(ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権)で、チャンスが訪れるのを待っている。今年、すでに2勝を挙げた。コンストラクターズランキングは、現時点で3番手だ。そして今シーズンはまだまだ先が長い」

「だから我々は、シーズン最後までプッシュし続ける。そして、シーズン最後までルノーからのサポートに頼るつもりだ。彼ら(ルノー)はこれまでの11シーズンと同様に、惜しみなくすべてを与えてくれるだろうと確信している」

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この記事について

シリーズ F1
チーム レッドブル
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース