異例の“2日間開催”となるF1イモラ戦、フリー走行は初日に90分1セッションのみ
F1は、イモラ・サーキットで2日間に渡って行なわれるエミリア・ロマーニャGPのタイムスケジュールを発表した。
Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01
Davide Cavazza
2020年シーズンのF1は新型コロナウイルス流行の影響で、変則的なカレンダーとなった。ムジェロやアルガルヴェなど、F1初開催のサーキットが追加される中で、イタリアのイモラ・サーキットは14年ぶりにF1カレンダーに復帰した。
イモラで行なわれる『エミリア・ロマーニャGP』は、アルガルヴェで行なわれるポルトガルGPからの連戦になるが、その移動距離が約2400kmに及ぶことから、F1は移動日を1日余分に取り、エミリア・ロマーニャGPを土・日の2デー開催とすることを決定した。通常レースウィークエンドは3日に渡って行なわれるため、これは異例の措置である。
F1はそんなエミリア・ロマーニャGPのタイムスケジュールを発表。10月31日(土)の現地時間午前10時から90分のフリー走行を1セッションのみ行ない、2時間半のインターバルを経て午後2時から予選を行なうことが明らかとなった。そして決勝レースは11月1日(日)の午後1時10分にスタートする。
先日シルバーストンで行なわれたイギリスGPでは、イモラでの特殊なスケジュールについて議論がなされた。マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、走行初日にフリー走行がもう1セッション追加されることを望んでいた。
「イモラは2デーイベントとなる。もちろんこれは皆にとって新しい挑戦だ。彼らは詳細なフォーマットについてはまだ議論中だと思う」とザイドルはイギリスGPの予選後に語っていた。
「我々はおそらく、土曜日の朝にもっと練習走行の時間を取ることになるだろう」
「もちろんこの凝縮されたレースプログラムは新たな挑戦ではあるが、それは誰にとっても同じであり、どうやって最善な形で対処できるか楽しみにしている」
またイモラ戦では、サポートレースなどどんなアクティビティがタイムテーブルに何が含まれるのかは、未だ不明だ。サポートレースであるFIA F3は既に9月のムジェロ戦での閉幕が決まっているが、FIA F2に関しては現在9月ソチ戦まで開催が確定している状況で、さらなるイベントが追加される可能性が示唆されている。
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