F1 ベルギーGP

F1に性能調整はいらない! PUパフォーマンス均等化めぐる議論で、メルセデス代表「F1に破滅を招く」と警告

メルセデスのトト・ウルフ代表は、PUパフォーマンス均等化の動きが、性能調整という形で決着すれば、F1に”破滅”を招くと警告した。

Jonathan Noble

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編集: 2023/08/02 4:51

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Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG, in the Team Prinicpals Press Conference

 F1はパワーユニット(PU)のパフォーマンス均等化について議論を行なっているが、メルセデスのトト・ウルフ代表はこれが性能調整(BoP)をするというアプローチになった場合、F1が破滅的な状況を招くと警告した。

 F1は2022年から2025年までPUの開発を凍結しているが、これによりルノーPUはライバルたちよりも30馬力も劣っていると見られており、その差を縮める見通しは立っていない。

 この問題は、ベルギーGPで行なわれたF1委員会で議論されたが合意には至らず、現在はPU諮問委員会に委ねられている。

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Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

 PU性能の均等化が話題に挙がった際、FIAはこの問題に対処する最善の方法として、遅れているPUを救済するのではなく、トップPUの性能を引き下げて均等化することを提案したという。

 しかしこれに対し、メルセデスのウルフ代表は全員のパフォーマンスに影響を与えるような行為はF1の実力主義を”破綻”させると断言した。

「エンターテインメントはスポーツにつきものであり、スポーツがこれほどまでに信頼されているのは、成功するために懸命に働かなければならないからだ」

「もしあるエンジンサプライヤーが後れを取り、パフォーマンスが他と比べて劣っているとしたら、それは明らかにみんなの問題だ。しかし同時に、開発が凍結されている中で、誰かにチャンスを与えることで損をしたくはない」

「それは実力主義的な方法で行なわれる必要がある。そのために、2026年のPUレギュレーションでは、もしあるPUがトップPUより3%以上劣るようなことがあれば、各チームは誠意をもって話し合い、何ができるかを検討することにしている」

「そしてパフォーマンス不足がどれだけか共通理解が得られたら、ダイノテストの時間や(開発)ジョーカーをどれだけ増やせるかを話し合う必要がある。そしてそれは、我々が議論すべきことなのだ」

「しかし燃料流量や、BoPに手をつけることはF1において破滅的状況であり、破産宣告だ。決して話題にすべきではない」

 

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