ケケ・ロズベルグ、息子の現役時に”F1と距離を置いた”理由を語る

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ケケ・ロズベルグ、息子の現役時に”F1と距離を置いた”理由を語る
執筆: Scott Mitchell
2018/06/03 4:00

ケケ・ロズベルグは、息子ニコの現役時代、F1から距離を置くようにしていたその理由を明かした。

Nico and Keke Rosberg
World Champion Nico Rosberg celebrates
World Champion Keke Rosberg
Keke Rosberg is reunited with his 1982 Williams FW08 Cosworth in a demonstration run with son Nico Rosberg, who took the wheel of his 2016 Mercedes W07 Hybrid. Prince Albert speaks to the pair on the grid
Keke Rosberg is reunited with his 1982 Williams FW08 Cosworth in a demonstration run with son Nico Rosberg, who took the wheel of his 2016 Mercedes W07 Hybrid
Keke Rosberg, Williams FW08 leads Nico Rosberg, Mercedes-Benz F1 W07 Hybrid
Former World Champions, Keke Rosberg and his son Nico Rosberg, prepare to lap the circuit in their title winning cars
Keke Rosberg, 1982 World Champion, and his son Nico Rosberg, 2016 World Champion, lap the circuit in their championship winning cars
Nico Rosberg, Mercedes-Benz F1 W07 Hybrid
Nico Rosberg, Mercedes-Benz F1 W07 Hybrid leads Keke Rosberg, Williams FW08

 ケケ・ロズベルグは、2010年を最後にF1から距離を置き、彼の息子であるニコ・ロズベルグがタイトルを獲得し引退するまで、主だったインタビューを受けることを避けていたと語った。

 ケケは息子ニコと共に、先日行われたモナコGPの際にデモランを披露。走行後には息子と揃ってインタビューに答えた。

 そのインタビューを担当したのは、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルだった。ブランドルはケケは恥ずかしがり屋であり、稀な存在だと語った。

 これについてケケは、「その通り!」と応じた。

「私は、2010年以来公式の場から姿を消した。その方が、正しい選択だということが分かっていたからだ」

 そうケケは語った。

「現役ドライバーに話を聞くのは、通常は非常に困難だ。だからジャーナリストは、”おっ、あそこに父親がいる。彼は何もしていない。彼に聞いてみよう”となるのだ」

「それによって、私が自分のためにすべきことをするよりも、広く注目されていることが分かった。しかも彼(ニコ)についてのコメントだけだ」

「私は、”いやだ。これを続けることはできない”と言った。私はすべてを断り、世捨て人のようになったんだ」

 その後ケケは、自宅のテレビで、ニコの成長を見守るようになったという。しかしニコのキャリアから距離を置いたのは、今回が初めてではなかったという。

 ニコがカートでキャリアを積んでいる時、当初ケケはすべてのレースに帯同した。しかしながらある時、親離れすべき時が来たと悟ったようだ。

「私が『ジャンプするんだ!』と言った時、彼が『なぜ?』と言ったことがあった。その時私は、こういう状態はもうやめるべき時が来たと理解した」

 そうケケは語った。

「それが、私が行った最大の功績だった。そのことは、彼が独り立ちする丁度いいタイミングで、そうさせたと思う」

 ニコは2016年にF1タイトルを獲得し、その直後に引退を決断した。しかしケケは、その決断を直接ではなく、間接的に知ったという。しかしケケは、今のニコを”とても幸せな息子”だと語り、”それが重要なこと”だと考えているという。

「私は妻からのメッセージを受け取った。彼女は、ニコからテキストメッセージをもらっていたんだ」

 そうケケは語った。

「その最後の文章は、『お父さんにも伝えてください』というものだった」

「私が引退した時、親友たちは口を揃えてこう言った。『なぜ引退するんだ? 早すぎるよ。まだたくさん稼いでいるし、楽しんでいる』とね。でも、それは非常に個人的な決断なんだ」

「ニコが引退した時、私は胃を殴られたように、しばらく息ができなかった」

「ほんの少しだったけど、すぐにそういう反応をしてしまった。そんなことは思ってもいなかったので。でも、それが彼の人生だと思う。彼の選択だし、彼のレースだ」

「彼が辞める時だと決めたのなら、それは辞める時だったんだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー Keke Rosberg , ニコ ロズベルグ 発売中
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース