ロシア予選:メルセデス完全制圧1-2。フェラーリ太刀打ちできず

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ロシア予選:メルセデス完全制圧1-2。フェラーリ太刀打ちできず
2018/09/29 16:38

F1ロシアGPの予選が行われ、ボッタスがPPを獲得するなどメルセデス勢がフェラーリを圧倒。トロロッソ・ホンダはガスリーの13番手が最上位だった。

 F1ロシアGPの予選が行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得した。ルイス・ハミルトンも2位に入り、メルセデス勢がフロントロウを独占。フェラーリ勢は、メルセデス勢に大差をつけられ、2列目となった。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは12位、ブレンドン・ハートレーは16位で予選を終えた。

Q1:メルセデス圧倒的速さ。ハートレー&マクラーレンが脱落

 気温23度、路面温度37度、ドライコンディションで始まったロシアGPの予選。セッション開始早々から、多くのマシンがコースイン。フェラーリ、メルセデスも含め、全車がハイパーソフトタイヤを履いた。

 まずタイムを記録したのは母国GPを迎えているセルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)で、1分35秒612。ただ、ハース勢がこれをあっさりと上回り、フェラーリ勢もセバスチャン・ベッテルが1分33秒534を記録して首位に立った。キミ・ライコネンは0.266秒差でこれに続いた。

 しかしフリー走行でも強さを見せていたメルセデス勢は、ここでも圧倒的な速さを見せる。まずバルテリ・ボッタスが1分33秒170で首位に立つと、そのチームメイトのルイス・ハミルトンがとんでもない速さでセクター1とセクター2を駆け抜ける。しかし、セクター3でタイムが上がらず、再度アタックに行った。

 フェラーリ勢もペースを上げるが、さらにその上を行くのが今回のメルセデス。ボッタスが2度目のアタックで1分32秒台に入れると、その直後にハミルトンが1分32秒825を叩き出し、首位に立った。

 レッドブル勢は他車とはコースインのタイミングをずらし、残り6分というところでようやく動き出すも、一発でアタックを決め、ダニエル・リカルドが3番手、マックス・フェルスタッペンが4番手と、揃ってフェラーリ勢を上回った。

 一方ハミルトンは走行を続け、1分32秒410まで自身のタイムを更新。チームメイトのボッタスにも0.5秒もの差をつけた。

 セッション終盤、各車が最後のアタックを行う中、シロトキンがスピンし、コースにはイエローフラッグが振られ、数台のマシンがその影響を受けた。

 結局、メルセデスが圧倒的な速さでQ1を1-2で突破。以下レッドブル、フェラーリと続いた。

 トップ3チーム以外の最上位となる7番手にはシャルル・ルクレール(ザウバー)がつけたが、12番手のピエール・ガスリー(トロロッソ)までは0.4秒という大混戦である。

 Q1脱落となったのは、トロロッソのブレンドン・ハートレーと、マクラーレン勢及びウイリアムズ勢の5台だった。

Q2:5台がアタックせず。メルセデス&フェラーリ、ウルトラソフトで通過

 続いて行われた予選Q2。メルセデス勢とフェラーリ勢の4台は、ウルトラソフトタイヤを履きコースインした。ハイパーソフトタイヤはデグラデーション(タイヤの性能劣化)が大きく、ウルトラソフトの方がレースタイヤとしては優れていると考えられているのだ。

 まずハミルトンは、ウルトラソフトタイヤながら1分32秒595というタイムを記録。ボッタスも1分32秒台を計測した。また、フェラーリ勢もハミルトンから0.4秒遅れながら3番手、4番手につけた。

 中団勢に続くタイムを記録したのは、またもルクレール。フェラーリまで0.4秒差に迫った。ただハース勢、フォースインディア勢も僅差で続く。

 しかし、グリッド降格が決まっているレッドブル勢とガスリー、そしてルノー勢はアタックしないことを選択。これでメルセデス、フェラーリ、ザウバー、ハース、フォースインディアがQ3進出を決めた。

 セッション終盤には8台のマシンがコースインしたが、いずれもアタックを完了せずピットに戻った。ハミルトンは最終コーナーで大きくスローダウンし、ウルトラソフトタイヤで記録したタイムを上回らないようにした。

Q3:メルセデス、ソチで異次元の速さ。フェラーリを寄せ付けず。

 Q3開始とほぼ同時に、マーカス・エリクソン(ザウバー)を除く9台がコースイン。しかし、やはりこのQ3でもメルセデスが恐るべき速さを見せる。

 まずボッタスが1分31秒528でコースレコードを更新すると、ハミルトンはこれに0.004秒差の2番手につける。

 フェラーリ勢は、メルセデスに全く近づけない。ベッテルでさえ、ハミルトンから0.639秒差に近づくのがやっと。ライコネンも0.7秒遅れの4番手にとどまった。

 最初のアタックで激しかったのは5番手争い。エステバン・オコン(フォースインディア)が0.006秒差でルクレールを抑え、暫定的に中団最速となった。

 残り4分を切ったあたりから、各車が2度目のアタックに入る。

 ボッタスはセクター2を最速で走るなどして、1分31秒387まで自身のタイムを更新。ハミルトンはセクター1を圧倒的なパフォーマンス(ボッタスよりも0.3秒速かった)で駆け抜けたが、セクター2で痛恨のミスを犯す。フェラーリ勢も自己ベストを更新したが、ベッテルが1分31秒台に入れるのがやっと。メルセデスには敵わなかった。

 結局、ボッタスがポールポジション。今季2度目である。ハミルトンが2番手となり、メルセデス勢がフロントロウを独占した。以下ベッテル、ライコネンの順。5番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)が入り、オコン、ルクレールと続いた。

→FIA F1世界選手権第16戦ロシアGPスターティンググリッド(暫定)

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